営業研修eラーニング、配信で終わらせない設計へ
新製品の情報や商談トークを営業へ渡すとき、動画やPDFを配信するeラーニングは共有までを担います。残るのは、営業一人ひとりが内容を理解し、顧客の前で使える状態になったかを確かめる工程なのです。
営業研修eラーニングを選ぶ2つの軸
事業部門が自分で作れるか
営業の学習内容は、製品資料と現場の商談経験が組み合わさって初めて形になります。ところが従来のeラーニングでは、素材を出すのは事業部門でも、組み立てるのは研修部門でした。この分担が続く限り、内容が固まってから公開までに部門間の調整が重なるのです。まず確かめたいのは、営業を最もよく知る事業部門の社内講師が、学習設計の専門知識なしにコースを作れる仕組みがあるかどうかという点です。
習得を確認できる運用
もう一つの軸は、配信した後に何を確認できるかという点です。受講率や修了率は、教材を届けた記録としては役立ちますが、営業が顧客価値を説明できるか、想定質問に答えられるかまでは示しません。学習の途中で理解を確かめる仕組みがなければ、確認の場は顧客との商談になってしまうと言えます。学習ポイント単位の回答状況や再テストの結果まで残る設計であれば、商談の前に理解のズレを見つけられます。
営業研修eラーニングに残る課題
営業の勘所を最もよく知るのは、日々顧客と向き合う事業部門の社内講師です。ところが、学習設計の進め方がわからず、白紙の資料を前に手が止まります。研修部門に依頼すれば制作は進みますが、公開の時期は相手の計画次第になるのです。
動画とPDFを中心に組んだeラーニングでは、受講の記録は残ります。しかし、営業が自分の言葉で製品価値を説明したり、顧客の反応を想定して判断する機会はほとんど含まれません。理解したつもりのまま商談に臨む状態が続きやすいと言えます。
修了率や視聴時間からわかるのは、教材に触れた量までです。どの担当者がどの知識でつまずいているかは残らないため、手を打つ順番を決める材料が事業部門の手元にないまま、商談を落としてから準備の不足に気づくことになります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
学習の中に置く回答と判断の機会
答えて説明する学習の設計
コースが作れても、読み進めるだけの学習では商談で使えるようになりません。UMU AGLは、ナレッジカードやインタラクティブなクイズ、ケースシミュレーションを学習の流れに配置します。学習の中に、答える機会と判断する機会が組み込まれるのです。営業担当者は、製品価値を自分の言葉で言い直し、想定される顧客の質問に答え、具体的な商談局面で判断します。解説の途中で疑問が浮かべばその場で質問でき、理解のズレを商談ではなく学習の中で見つけられます。
配信の記録から、習得状況の把握へ
学習ポイント単位の習熟度
残るのは、チームがどこまで理解したかを商談の前に確認する工程です。UMU AGLは、閲覧の時間や読み飛ばし、設問への回答状況、一定期間後の再テストの正答率を学習ポイント単位で記録し、チームの傾向と改善が必要なポイントをレポートで示します。事業部門の社内講師は、これをもとにどの知識をもう一度説明するかを判断できるのです。作れる、答えさせる、確かめられるの3つがそろうと、営業研修eラーニングを育成の手順として運用できると言えます。
業務文書を学習に変える展開先
新製品リリース時の営業向け展開
新製品の資料とよくある反論をUMU AGLに渡すと、営業担当者が製品価値を自分の言葉で説明し、想定される顧客の質問に答え、顧客対応の局面で判断しながら学ぶコースに変わります。
事業責任者は、製品知識に関する設問での回答状況を確認し、顧客との会話が始まる前に理解のズレを把握できるようになります。
新入社員へのオンボーディング
これまで各自の学習に任せていた製品マニュアルや業務プロセスの文書を、UMU AGLがコースとして構成し、新入社員は学習の中で理解を確かめ、質問に答え、状況に応じて判断します。
管理者は、各学習アクティビティの完了状況と回答の傾向から、もう一度説明すべき職務知識を絞り込めるようになります。