新入社員フォローアップ研修、当日の題材をどう決めるか
新入社員フォローアップ研修は、配属から一定の期間を経て置かれることが多く、中身は前回の続きや年間計画から決まりがちです。ただ、この時期にしか扱えないのは、配属後に実際に起きた出来事と、その場で迷った判断のほうなのです。
配属後の出来事から決める中身
フォローアップ研修が扱える範囲
この研修が他の機会と異なるのは、受講者がすでに配属先で業務に当たっている点です。担当する範囲が広がるほど、判断を求められる場面も増えます。その中で迷った点や、周囲に確認した内容は、各自の記憶とその場のやり取りに散らばったままなのです。一般的な振り返りや次の半年に向けた目標設定は、どの時期に置いても成り立ちますが、この機会にしか扱えないのは、配属後に実際に起きた出来事のほうです。
題材を集める工程の置き方
決めておきたいのは、その出来事をいつ、どの形で集めるかです。当日に思い出してもらう形では、記憶に残った範囲しか出てきません。日々の業務の中で、疑問や判断の迷いが記録として残る形をつくり、当日はその記録を起点に扱う内容を絞り込むこと。集める対象は、業務の成果そのものではなく、理解が止まった箇所と、確認が重なった内容です。この工程を研修の前に置けるかどうかで、当日に扱える範囲が変わると言えます。
配属後の出来事が集まらない理由
配属後に判断へ迷った場面は、その場のやり取りとして流れていきます。どの内容で確認が重なっているのかは、日々の業務の中では表に出てきません。顧客対応のやり直しや案件の停滞が起きてから、どこが伝わっていなかったのかを後になって遡ることになるのです。
集めた出来事を当日の題材にするには、教材の形に整える工程が入ります。制作を研修部門に依頼すれば、その部門が抱える年間の日程に沿って順番を待ちます。研修日までの限られた期間で間に合わせるなら、扱えるのは手元にある既存資料の範囲。
当日は、各自が持ち帰った疑問の数も中身も異なります。限られた時間の中で、講師が一人ひとりの問いに応じきるのは難しく、扱えなかった分は持ち帰りになります。誰にいつ聞くのかも決まらないまま、確かめる機会は後回しになり続けると言えます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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持ち帰った疑問を解消する場
疑問が浮かんだ時点での応答
当日の時間内で扱いきれる疑問の数には、限りがあります。UMU AGLでは、AIが説明のときはトレーナー、質疑応答のときはチューター、練習のときはコーチとして、一人ひとりの状況に合わせた説明を返します。学習の途中で質問しても、答えを受け取ってから元の解説に戻れるのです。講師や先輩社員の手が空くのを待たずに、疑問が浮かんだ時点で確かめられます。同じ問いが何度も出てくる内容は、当日に時間を割く題材として選べます。
学習の記録から、次に扱う題材へ
確認が重なる箇所の把握
最後に残るのは、次の回で何を扱うかという判断です。UMU AGLは、閲覧時間、読み飛ばしの有無、設問への回答状況、追加の質問の頻度、一定期間後の再テスト正答率を記録し、チーム単位のレポートとして示します。ただし読み取れるのは学習上の状態であり、業務の遂行能力そのものではないのです。出来事を集め、その場で疑問を解消し、記録として残すこと。この3つがつながると、次の回で扱う題材を、印象ではなく記録から絞り込めます。
UMU AGLで題材を集める場面
配属後に続く新入社員研修
配属先の作業手順書や、判断に迷った場面のメモを、UMU AGLがインタラクティブなコースとして構成します。新入社員は要点に答え、具体的な状況で判断しながら、研修の前に理解を確かめられるのです。
指導する社員は、どの内容で回答が分かれたかを学習の記録から確認でき、当日に扱う範囲を記録に沿って絞り込めます。
新製品リリース後の営業研修
新製品の説明会で配った資料と、営業担当者から寄せられた質問を、UMU AGLがコースにまとめます。担当者は説明の言い回しを試し、よくある質問への答え方を、学習の中で確かめられます。
事業部門の責任者は、説明が弱い訴求ポイントを学習アクティビティの回答から把握でき、次の回で補う範囲を選べます。