新人研修のチームビルディング、誰との関係をつくるのか
新人研修のチームビルディングに時間を取ると、同じ場にいる同期どうしは自然に親しくなります。ただ、配属されたあとに日々頼ることになるのは、配属先で一緒に働く人や、判断を引き取る上席なのです。
同期との関係から、配属先との関係へ
研修の場に居合わせる人
新人研修のチームビルディングで生まれるのは、その時間に居合わせた人との関係です。同期だけが集まる時間が長ければ、残るのは同期どうしのつながりになります。配属先の先輩や上席が、短い時間でも研修に顔を出し、担当する業務について話す機会があれば、新入社員が関係をつくる相手はそちらに寄ります。関係づくりの相手は、その場に誰がいるかに大きく左右されるのです。
研修中に扱う内容の選び方
配属後にまず必要になるのは、配属先の業務についての具体的な疑問を、誰かに聞ける状態です。全部門に共通する内容だけで研修を組み立てると、新入社員は配属の初日に、はじめて配属先の話を聞くことになります。研修の中に、配属先で最初に確認することになる手順や判断の基準を持ち込んでおけば、同じ内容を配属先でもう一度たどれます。誰と話すことになるのかも、その内容を通じて決まってきます。
配属先の人を研修に迎えるときの課題
配属先の業務に詳しいのは、その部門で実務を担う人たちです。ただ、手元の資料や経験を研修コンテンツの形に組み直すには、学習の組み立て方についての知識が要ります。結果として研修部門の制作の順番を待つことになり、配属先の内容は後回しになりがちなのです。
研修の最中に出る疑問は、その多くが配属先の業務に関わるものです。登壇している社内講師は、自部門のことなら答えられますが、配属先が分かれていればすべての問いには応じきれません。その場で答えが返らなかった疑問は、行き先のないまま残ってしまうと言えます。
伝わりにくいのが実情です。研修で何を扱い、新入社員がどの内容でつまずいたのかは、出席の記録だけでは表れません。配属先で受け入れる人は、手がかりのないところから会話を始めることになり、同じ説明を最初からやり直すことになります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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疑問が出た時点で返ってくる答え
講義中にも止まらない質疑応答
コンテンツがそろっても、研修中に出た疑問がその場で解けなければ、聞く相手のいない時間は残ります。UMU AGLでは、AIが講義のときはトレーナー、質疑のときはチューター、練習のときはコーチの役割を担い、受講者の質問にその場で答えます。説明の途中で質問しても、答えを受けたあと元の解説に戻れる流れになります。社内講師が一人ですべての問いに応じなくても、配属先の業務に関わる疑問に研修の時間の中で向き合えるのです。
学習の記録から始まる、配属先での最初の会話
学習ポイントごとに残る回答の状況
二つがそろっても、研修で何が起きたのかが配属先に渡らなければ、最初の会話はやはり手探りになります。UMU AGLは、閲覧の時間、設問への回答の状況、追加の質問の頻度、一定期間後の再テストの正答率といった学習の過程を、学習ポイント単位で記録します。どの内容で回答が割れたのかが分かるため、配属先で最初に確かめる内容の見当がつくのです。分かるのは学習の状況までで、業務の遂行そのものを裏づけるものではありません。
社内資料を学習に変える二つの適用例
新入社員研修
配属先で使う業務プロセスや職務関連の社内資料を、UMU AGLがコースとして構成します。新入社員は研修の中で、配属後に最初に確認することになる内容を扱い、理解のずれをその場で直せます。
どの内容で回答が割れたのかが学習アクティビティごとに残るため、配属先で受け入れる人は、最初に確かめる内容を選びやすくなります。
セールスイネーブルメント
営業部門に配属される場合は、製品資料とよくある問い合わせへの対応をUMU AGLがコースにします。配属先の担当者が確認した内容をそのまま学習に載せられるため、研修と現場の説明がそろいます。
説明のどこで言葉に詰まりやすいのかが学習の記録に残るため、配属先の担当者は最初に補う内容を決めやすくなります。商談の結果を示すものではありません。