新人研修の指導、教える人が複数いるときの進め方
新人研修の指導は、その日に手の空いている先輩が受け持つ形になりがちです。それぞれが自分の身につけた進め方を伝えるため、同じ作業について違う手順が渡ることもあり、新人はどちらに従えばよいかを決めかねます。
教える内容を、どうそろえるのか
指導に入る前にそろえる中身
そろえる対象になるのは、相手が誰であっても変わらない部分です。作業の手順、判断のよりどころ、過去によく起きたつまずき方。これらは教える人が変わっても中身まで変わるものではないため、担当を割り振る前に、指導する側で突き合わせておけるのです。一方、受け持つ顧客の事情や理解の度合いは、その場で相手を見なければ判断できません。先にそろえるのは前者であり、後者を個別の受け答えに残せば、突き合わせに使う時間はそれほど長くなりません。
誰が教える日でも同じ形へ
突き合わせただけでは、口頭で伝える形が残ります。話す人によって順序も言い回しも変わるため、同じ内容を決めたつもりでも、渡り方まではそろいません。決めた内容を同じ順序で読める形にしておけば、その日の担当が誰であっても、渡す中身と順序は変わらないと言えます。指導する側が毎回組み立て直す手間も、そのぶん軽くなります。
教える内容がそろわない理由
指導を任された先輩が持っているのは、自分が身につけた進め方です。他の指導者と突き合わせて一つの形に組み直す手立てはなく、研修部門の制作予定に乗せるにも時間がかかります。教える中身は、それぞれの記憶の中にとどまるのです。
違う手順を別々の日に渡された新人は、多くの場合、最後に聞いたほうに従います。判断がつかないのは本人の理解の度合いによるものではなく、拠りどころが二つ同時に渡され、どちらが部門の基準なのかを確かめる相手がその場にいないためです。
指導がその日に手の空いている人へ回る以上、どの内容を誰がいつ伝えたかは残りません。ずれに気づくのは作業の結果が出てからで、確かめる手がかりは教えた本人の記憶に限られるため、渡し漏れも重なりも後から追えないままです。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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新人が迷ったときの確かめ先
拠りどころが一つに定まる受け答え
コースの形にそろえても、読み進める途中で出てくる疑問まで消えるわけではありません。UMU AGLでは、AIがトレーナー、チューター、コーチの役割を担い、説明のとき、質疑のとき、練習のときで応じ方を変えます。新人は迷った箇所でその場に尋ね、コースへそろえた内容に沿った答えを受け取れるのです。先輩の手が空くまで待つ必要はありません。答える側も、自分の記憶だけを頼りにせずに済みます。
教えた内容が伝わったかの確かめ方
誰が教えた日でも残る手がかり
それでも、渡した内容がどこまで伝わったかは、教えた側の感触に頼りがちです。UMU AGLは、閲覧の状況や読み飛ばし、設問への回答、追加の質問の頻度、期間を空けた再テストの正答率を学習ポイント単位で記録し、チーム単位のレポートにまとめます。担当が分かれていても、つまずいている箇所を同じ基準で読み取れると言えます。ここで分かるのは学習の状況までであり、実務を任せられるかどうかを示すものではありません。
そろえた内容の広げ方
新入社員研修
配属時に渡していた手順書や社内資料を、UMU AGLがコースの形に整えます。その日の担当が誰であっても、新人は同じ順序で要点を読み、問いに答えながら理解を確かめられます。
どの内容で手が止まったかを、指導する側が確認できます。読み取れるのは学習の状況までで、一人で業務を担えることを示すものではありません。
セールスイネーブルメント
新しい商材の社内資料をUMU AGLがコースに変換すると、説明する担当者が複数いても、訴求点とよくある質問の扱いは同じ内容で渡ります。担当者は自分の言葉で答えながら、理解を確かめられます。
どの説明で回答が分かれたかを、学習の記録から確かめられます。読み取れるのは理解の状況までであり、商談の結果を示すものではありません。