新人研修の居眠り、見直すのは受講の置き方
新人研修で居眠りが出ると、受講者本人の姿勢に目が向きがちです。まとまった日数を確保して一度に長い時間座ってもらう形のまま注意を促しても、同じことが繰り返されます。事業部門の責任者が見直せるのは、受講の置き方なのです。
聞くだけの時間をどう分けるか
一度に座る時間の長さ
居眠りは、本人の努力や姿勢の問題ではありません。聞くだけの時間が続く形で長い時間座っていれば、誰にでも起こります。配属前後の時期は、覚えてもらう内容がまとまって届くため、一度の受講が長くなりやすいものです。内容を入れ替えるより先に手をつけられるのは、一度に座ってもらう長さです。半日や一日を一続きで確保する形から、一区切りずつ進められる長さへ組み替えると、同じ内容でも受け取り方が変わります。
いつ受けてもらうかという選択
もう一つは、受講をどの時期に置くかという判断です。日程をまとめて押さえる形では、全員が同じ時間に同じ場所で座ることになり、業務の状況とは切り離して進みます。短い単位に分かれていれば、配属前の準備期間でも、配属後の立ち上がりの時期でも、本人のタイミングで一区切りずつ進められるのです。研修の日数を増やさずに、受講の置き場所だけを動かせると言えます。
同じ形が繰り返される理由
新人研修は、まとまった日数を確保して一箇所に集め、一度に長い時間受けてもらう形で組まれることも少なくありません。聞くだけの時間が続く構成では、終わった直後に分かった手応えが残っても、配属後の業務で引き出せるとは限りません。
置き方を変えるには、手元の資料を短い単位へ組み直す作業が要ります。事業部門の側にその手段があるとは限らず、研修部門の制作スケジュールに依存します。実施日程の方が先に決まるため、前年と同じ形のまま当日を迎えることになるのです。
実施後に事業部門へ共有されるのは、受講者の名簿と学習の完了記録にとどまります。どの箇所で手が止まったのかは表れないため、配属先で対応が滞ってはじめて、伝わっていなかった範囲が分かります。次の回の組み方も、印象に頼って決めることになると言えます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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事業部門の手元で組み直すコース
資料が固まってから用意する単位
もっとも、置き方を変えるには、その形のコースを用意できることが前提になるのです。UMU AGLは社内文書をインタラクティブなコースへ変換し、新入社員のオンボーディングなど、よくある研修シーンに対応したコーステンプレートを備えています。対話形式の質問に答えるだけで構成を組めるため、資料が固まってから短い期間で受講の形にできます。研修部門の制作の順番を待たずに、実施の時期に合わせて置き方を決められると言えます。
次の回の長さは何を見て決めるか
区切りごとに残る受講の記録
手がかりは受講中の記録です。UMU AGLは学習ポイント単位で、閲覧の時間、読み飛ばした箇所、設問への回答、追加の質問の数、期間を空けた再テストの正答率を記録し、チーム単位のレポートに示します。どの区切りで手が止まったかが分かるため、次の回はその箇所を短く分け直すか、受けてもらう時期を変えるかを選べると言えます。長さの見直し、コースの用意、受講後の記録が一つにつながるのです。読み取れるのは学習の状況までで、任せる判断は上司に残ります。
業務の合間に置く2つの研修
配属の前後に分けて進める新入社員研修
配属先で使う手順書や職務に関する資料を、UMU AGLがインタラクティブなコースへ構成し直します。新入社員は要点に答えながら、配属前の準備期間と配属後の立ち上がりに分けて、一区切りずつ進められます。
どの区切りで手が止まったのかを、受け入れ先の部門が確認できます。実務を任せてよいかどうかは、現場の上司が見極めます。
移動の合間に進める新製品の営業研修
マーケティング部門から届いた製品資料を、UMU AGLが営業担当者向けのコースへ構成し直します。担当者は訪問の合間に、製品の要点を短い単位で確かめ、想定される質問への答え方まで進められます。
製品知識のうち回答が分かれた箇所を、商談の前に把握できます。これは学習の状況を示すもので、受注の見込みを表すものではありません。