MR 44.2%が「探しやすくなった」──協和キリンが実現した学習環境の一元化と、自律学習習慣の醸成
製薬企業のMRは、製品知識・法規制・コンプライアンスなど幅広い分野の知識を継続的にアップデートし続けなければなりません。しかし多くの企業では、研修を提供する部門ごとに利用システムが異なり、MRは「どこに何があるか」を把握するのに多くの時間を割いていました。協和キリン株式会社はこの「学習環境の分散」という構造的課題に対し、UMUをMR活動に必要となる研修の「入り口(ポータル)」として位置づけ、複数の部門が提供する研修コンテンツへのアクセスを一元化。アンケートに答えたMRのうち44.2%が「自律学習コンテンツを探しやすくなった」と回答。学習環境の整備が、MRの自律的な学びを底上げしています。
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企業情報
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| 項目 | 内容 |
| 社名 | 協和キリン株式会社 |
| 業種 | 医薬品製造販売 |
| 従業員数 | 5,161名(連結ベース、2025年12月31日現在) |
| 担当部門 | 営業本部 人材育成室 |
| ホームページ | https://www.kyowakirin.co.jp/ |
研修が「散在」していた時代──MRが直面していた学習環境の限界
── 研修環境を一元化する前、現場はどのような状態でしたか?
研修を発信する部門によって使用するシステムや媒体がそれぞれ異なっており、MRは「どこで何が開講されているか」「自分はどの研修を完了済みで、何がまだ未受講なのか」を知るために、複数のシステムを個別に確認しに行かなければなりませんでした。人材育成部門の担当者はこう話します。「全体像が把握できないという声があって、現場のMRから改善要望の声があったと聞いています」。
さらに、あるシステム上では受講済みになっているのに、別のシステムでは未受講のまま残っているというケースも起きていたといいます。シングルサインオンが整備される以前は、システムごとに異なるパスワードの入力も必要で、学習を始める前の操作だけで多くの時間を割いていたという実態もありました。
加えて、製品の販売戦略を担うマーケティング部門のブランドマネージャーが発信するメッセージ(研修の目的・顧客への価値の届け方)は社内の別ルートで共有されていました。「なぜこの製品研修を受けるのか」という戦略的な文脈が、製品研修とは切り離されたまま届いていたのです。
MRに「なぜ学ぶか」を届けるために──すべての研修の入り口をUMUに集約した理由
── 研修環境の一元化を進めるうえでの方針と、UMUの位置づけを教えてください。
MRに余分な労力をかけさせないことが、最初の動機でした。人材育成部門は「製品研修にとどまらず、MR活動に関わるすべての研修をMRが一カ所で確認できる状態にする」という方針を掲げ、UMUを研修の入り口として再定義しました。統合対象は人材育成部門の製品研修だけでなく、コンプライアンス部門・麻薬統括部門・営業推進部門・ファーマコビジランス部門・マーケティング部門・デジタル関連部門などの複数領域に及びます。
なかでも特徴的なのがマーケティング部門の参加です。ブランドマネージャーのメッセージと製品研修が同じプラットフォームに並ぶことで、MRは「何を学ぶか」だけでなく「なぜ学ぶのか・顧客に何を届けるべきか」という文脈を同時に得られるようになりました。マーケティング部門企画グループの山本さんはその意味をこう語ります。「何を学ぶかというよりは、何のために学ぶのか、顧客に届けなければならないのかというものが、きちんとそろった環境になったと思います」。
「どのMRでも迷わずたどり着ける」を設計する──導線とコンテンツ配置の工夫
── 運用面でどのような工夫をされましたか?
MRが迷わずアクセスできるよう、サイトマップを作成しました。どのカテゴリーにどのコンテンツがあるかを一目で把握できるガイドで、優先的に見てほしい内容は上位に配置するという動線設計も施しています。コンテンツのサムネイルも作り込まれており、「わかる人だけが使いやすい」ではなく、どのMRでも迷わずたどり着けることを意識した設計が定着を支えています。
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現在は各部門がそれぞれのコンテンツを自分たちで掲載・管理できる状態を実現しています。そこに至るまでには、定着のための工夫が必要でした。掲載作業が四半期に1〜2回程度しか発生しない部門では操作に習熟するまで時間がかかるため、「受講状況の管理を自部門で完結できるようになり、人材育成部門への個別照会が不要になる」というメリットを丁寧に伝えながら、各部門の自立運用を段階的に支援してきました。
※詳しい実践ロードマップ(4ステップの具体的な内容・期間・担当役割の詳細)は、ホワイトペーパーに掲載しています。
MR 44.2%が「探しやすくなった」──UMU展開後に起きた学習行動の変化
── UMU展開後、どのような変化が確認できましたか?
UMUへの移行前後を問う社内アンケート(全MRの80%ほどの社員が回答)では、MRの44.2%が「自律学習コンテンツを探しやすくなった」と回答。学習へのアクセス環境の改善が、数値として明確に示されています。また、製品販売戦略を発信するブランドマネージャーのメッセージへの視聴タイミングが早期化していることも、定量的に確認されています。
◆ 主要指標 Before / After
| 指標 | 導入前 | 導入後 | 変化 |
| 自律学習コンテンツの探しやすさ(「探しやすくなった」回答) | 計測なし | 44.2% | 改善確認 |
| ブランドマネージャーメッセージの視聴タイミング | 遅延傾向 | 早期化が確認 | 情報接触の前倒し |
一方で、自律学習の頻度が「変わらない」と回答したMRが72.9%に上ることも正直に認識しています。「環境を整えるだけでは自律学習は生まれない」という認識のもと、次のステップとして、マイクロラーニング化や導入研修での早期接触による自律学習の必要性の理解促進にも取り組んでいます。
※全指標のデータ・定性変化の詳細はホワイトペーパーにまとめています。
日常的な自律学習習慣の醸成へ──「迷わない環境」の次に目指すもの
── 今後はどのような活用を考えていますか?
現在はコンテンツのマイクロラーニング化を進めながら、メールリンクに頼らず「自分からUMUを開く」行動習慣の醸成を目指しています。中長期的には、MRの知識・スキルの定着状況を可視化し、MR活動の底上げにつなげることが課題です。「学んで終わりではなく、学びが実際の行動に結びつく仕組みにしていきたい」という方向性は、人材育成部門・マーケティング部門の双方に共有されています。
今後の展望(短期・中期・長期のロードマップ詳細)は、ホワイトペーパーでご覧いただけます。
本事例のような「全社研修の統合・ポータル化による自律学習の加速」にご関心をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
▼ デモンストレーション・詳細資料はこちら
https://umujapan.co.jp/contact/
私達UMUは、企業様向けに研修のオンライン化やリモート学習の無料相談会を毎日実施しております。
また、常に最先端のテクノロジーと学習情報をアップデートしておりますので、お困りごとや、追加で必要な情報のご要望などございましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
▼各種お問い合わせフォーム
https://www.umu.co/contact/
▼無料相談会の予約ページ
https://umucs.youcanbook.me
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まずはコレから!
学びが変わる。組織が変わる。
生成AI時代に成果を生む、
UMUのAIラーニング戦略と事例を公開
UMU(ユーム)は、2014年にシリコンバレーで誕生し、現在では世界203の国と地域で100万社以上、日本では28,000社以上に導入されているグローバルAIソリューションカンパニーです。AIを活用したオンライン学習プラットフォーム「UMU」を核に、学術的な根拠に基づいた実践型AIリテラシー学習プログラム「UMU AILIT(エーアイリット)」、プロンプト不要であらゆる業務を効率化する「UMU AI Tools」などの提供により、AI時代の企業や組織における学習文化の醸成とパフォーマンス向上を支援しています。従業員が自律的に学び、AIリテラシーを習得・活用することで業務を効率化し、より創造的で戦略的な仕事に集中できる時間や機会を創出。これにより、企業の人的資本の最大活用と加速度的な成長に貢献します。
