新人研修教材を説明なしでも意味が取れる形へ
新人研修教材は、社内講師が説明しながら使う時間を前提にして形が決まります。図と短い言葉が並び、細かい部分は口で補われます。研修の日はそれでうまく運びますが、新入社員がそれを開き直すのは、配属先で一人になったあとなのです。
研修の日と配属後で変わる読まれ方
説明とセットで成り立つ形
社内講師が新人向けに用意するとき、頭にあるのは自分が前に立って話す時間です。だから図と短い言葉が中心になり、順序の理由や例外の扱いは、その場の説明で補われます。どこを詳しく話し、どこを飛ばすかも、受け手の反応を見ながらその場で決められるのです。研修の日は、この形でうまく運びます。分からない箇所があれば、受け取る側もその場で手を挙げられるからです。当日の進行だけを基準にするなら、無理のない作り方。
一人で開くときに要る中身
新入社員がそれを見返すのは、担当する業務の途中で分からないことが出てきたときです。ところが隣に説明する人はおらず、図がどういう意図でその順に並んでいるのかも、当日どこを詳しく話しどこを飛ばしたのかも、渡されたものには書かれていません。手元に残る資料に求められるのは、説明にあたる部分が最初から中に入っていること。渡す側が組み込むべきなのは、外側に足す補足ではありません。開いた人がそこだけで意味を取れるところまで、中身の側に入っている必要があると言えます。
外側に説明を足す手当ての限界
話していた内容を文字に書き起こせば、渡すものの中に説明が入ります。ただし社内講師は、本来の仕事を抱えたまま、資料を組む作業とその説明を書く作業の二つを引き受けることになります。担当する手順が変われば、そのたびに二つとも直すことになるのです。
当日の録画を添える方法もありますが、開く側は確かめたい一点がどこにあるかを覚えていないため、たどり着くまで長い時間を送り続けることになります。結局は見るだけで終わり、分からない箇所は分からないまま手元に残ります。探す時間のほうが先に尽きると言えます。
質問を受け付ける窓口を用意しても、そこへ持ち込むかどうかを決めるのは、資料を開いた本人です。手を止めてもらうほどのことではない、あとで調べれば済むはずだと見送った分は、窓口にも記録にも現れないまま、配属先の机の上に残り続けることになります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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どこで止まっているかが本人に返る形
解説の合間に置かれた設問
章立てが整っても、開いた人が目で追うだけであれば、分からない箇所はそのまま残ります。そこでUMU AGLは、要点を押さえたカードと理解を確かめる短い設問とを解説の合間に挟み、受講者が読み進めながら自分の言葉を書き入れる形にします。合っていればそのまま先へ進み、ずれていれば、その時点で本人に分かるのです。一人で開いている時間であっても、どこまでは分かっていて、どこから先が分かっていないのかが、読んでいる本人の側に返ってきます。
聞ける相手がいないときの受け答え
その場で尋ねられる相手
どこから分かっていないかが見えても、答えを持つ人がその場にいなければ止まります。UMU AGLのコースは、学習の途中で出た疑問をその場で受け取り、つまずいている箇所に合わせて説明を返します。読んでいた場所へは、そのまま戻れるのです。先輩の手を止めるほどではないと見送っていた分も、開いている時間の中で解けます。組み立てる段階、読み進める途中、手が止まったところ。この三か所に説明が入って、渡したものが一人でも読み通せる状態に近づきます。
配属後の時間に働く二つの適用
配属後に見返すとき
配属前に渡していた職務の資料や作業の手順を書いた社内文書を、UMU AGLが受講できる形に構成します。新入社員は配属後に開き直したときも、解説を読み、その場で問われた内容に答えながら確かめられます。
何度も開かれた箇所と、そこで寄せられた質問が記録に残ります。次に渡す資料へ何を書き足すかを決める材料であり、仕事ぶりを表すものではありません。
扱う内容が増えたとき
新しく扱う商材の資料や、顧客から寄せられやすい質問の一覧も、同じようにUMU AGLでコースの形になります。営業の担当者は手が空いた時間に開き、要点を読んだうえで自分の言い方を確かめられると言えます。
どの説明に確認が多く集まったかが残るため、次に補う中身を絞り込めます。学習を進める中での様子であり、商談そのものの結果を示すわけではありません。