なぜ新規営業の開拓は、場数だけでは伸びないのか
「トークスクリプトは頭に入っているのに、受付で断られた瞬間、次の一言が出てこない……」初回訪問や電話でのファーストコンタクトでは、想定していた流れから外れると、そこで会話が終わってしまうことはありませんか。新規営業の開拓が場数だけで伸びないのには、はっきりした「理由」があります。
断られた場面は、なぜ繰り返されるのか
一番難しい場面ほど練習できません
新規開拓の場面は、練習の機会がもっとも少ない領域です。初回の電話も、初訪問での受付とのやり取りも、相手は実在の見込み客です。うまく入れなかったとしても、同じ相手に同じ入り方をもう一度試すことはできません。現場の営業担当者にとって、本番の一回がそのまま結果になります。社内のロールプレイングで新規開拓を扱う場合も、相手役は同僚です。断り文句は本番ほど鋭くならず、間が空いたときの気まずさも再現されにくいものです。そのため、練習では通用した入り方が、実際の受付や電話口では最初の十数秒で崩れます。しかも、崩れた原因をその場で教えてくれる人はいません。訪問から戻って所感をメモに残しても、どの一言が相手の関心を切ったのかは、推測のままなのです。
案件の多くは受け身で生まれます
営業案件の発生経路に関する第三者調査では、営業活動で生まれる案件の69~83%が、顧客側からの反応をきっかけとした受け身のものだと報告されています。自分から接点をつくる動き方は、意識して繰り返さなければ鈍ります。新規営業の開拓で差がつくのは、才能よりも、この練習量の偏りを埋められたかどうかです。
開拓力はどこで身につくのか
新規開拓で問われるのは、知識の量よりも想定外への反応の速さです。受付で用件を一言で言い切れるか、断りの言葉に一拍で返せるか。こうした反応は、理解した直後には出てきません。同じ場面を短い間隔で繰り返すうちに、考えるより先に言葉が出るようになります。ここが、開拓力が育つかどうかの分かれ目なのです。
営業チームのロールプレイングは、月に一度の集合研修に組み込まれがちです。間隔が空けば、前回の指摘は本番までに薄れます。同僚が相手では初対面の緊張も再現されにくく、練習と本番の距離は縮まりにくいと言えます。
思い立ったときに、一人でも本番に近い相手と練習できる環境。前回からの変化が記録として残る仕組み。この二つを、ツールでどこまで用意できるかが、次の論点になります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
断られる場面こそ、繰り返し練習できます
本番に近いAI顧客との対話
UMU AIロープレを導入することで、AIが見込み客の役を担います。受付での門前払いや、電話口での「間に合っています」という断りを、あらかじめシナリオに設定できます。同じ場面を、納得のいくまで何度でもやり直せるのが特徴です。
練習した直後に、直す点が分かります
プロセス別スコアと改善点
UMU AIロープレを活用することで、練習が終わった時点でプロセス別のスコアを確認できます。導入の入り方や断りへの対応のどこで止まったのかが示されるため、営業担当者は次に直す一点を決めて、すぐにもう一度練習に入れます。
移動時間の数分でも、練習を続けられます
スマートフォンでの反復練習
相手役との日程調整が要らないため、訪問の合間や移動中にも練習を挟めます。AIが担うのは反復練習と評価の基準づけであり、目標設定や動機づけは引き続き人の役割です。それでも、開拓の場数を、実際の見込み客を使わずに積めるのです。
面談数と提案数が伸びた事例
日本市場で展開する製薬企業
日本市場で事業を展開する製薬企業では、若手MRの育成が同行訪問に頼り、自ら面談を取りに行く練習の場が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、訪問シーンを高頻度に練習できる体制を整えました。
その結果、受講後7~9カ月で医師との対話型面談の回数が約2倍に増えました(出典:導入企業へのヒアリング)。
日本の外資系生命保険会社
日本の大手外資系生命保険会社では、新人営業の育成が支社任せで、指導の基準がばらついていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレでOJTの一部を代替し、成約した受講者の練習記録を新人向けの学習コンテンツに組み込みました。
その結果、3カ月後の提案数が30%増加し、育成の標準化によって対象アカウント数も2,000から7,000超へ拡大しています(出典:導入企業へのヒアリング)。