生命保険の営業研修が、初回面談で活きない理由
生命保険の営業研修といえば、商品と税制の知識、募集人資格の取得が中心になりがちです。しかし実際の初回面談では、お客様の家族構成や将来への不安をうかがいながら、意向把握を進める場面が続きます。面談の結果を分けているのは、知識の量ではなく対話の組み立て方なのです。
研修で伸びる力は限られます
営業研修を構成する4つの柱
生命保険の営業研修は、大きく4つの柱で組み立てられます。商品と税制の知識、募集人資格とコンプライアンス、ライフプランの設計手順、そしてお客様との対話です。知識は教材で学べます。資格は試験で測れます。設計手順は書式に落とし込めます。ところが対話だけは、目の前のお客様の反応が毎回変わるため、教材にも書式にも収まりません。研修の設計ではこの4つを同じ重さで扱いがちですが、現場で差がつくのは最後の一つだと言えます。そして、その対話の中でも、とりわけつまずきやすい場面があります。
差がつくのは断られた後です
研修担当の方が最初に手を入れるのは、多くの場合トークスクリプトの整備です。説明の順番をそろえれば面談の質も上がる、という前提があります。ところが、お客様から「今は考えていません」と一言返された後の数十秒で、どう聞き返すか。ここは台本では決まりません。支社の勉強会でロールプレイングを組んでも、同僚は本気で断りきれず、その数十秒だけが練習から抜け落ちてしまいます。組み立てが最も難しいのは、この断られた後の対話なのです。
断り対応を鍛える設計の難しさ
支社の勉強会では、同僚同士でロールプレイングを組みます。相手役は気心の知れた仲間ですから、「間に合っています」と冷たく切る役を最後まで演じきれません。そのため、初回面談で最も多い場面が、練習からそっくり抜け落ちてしまいます。
断りの場面を扱うには、支社長や育成担当が相手役に回る必要があります。だからこそ、全国の拠点に営業職員が分散していると、一人あたりの練習は月に数回が限界になります。研修担当が手を回せる範囲でしか、練習の機会を用意できません。
練習の後に返ってくる言葉は、「もう少し落ち着いて」「表情が硬い」といったものになりがちです。その結果、どの問いかけが足りず、どこで意向把握が止まったのかを特定できないまま、同じ場面でのつまずきが次の面談でも繰り返されてしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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断られた後の数十秒を、何度でも試せます
断りの場面を集めた練習シナリオ
「今は考えていません」「主人に相談します」といった断りの型を、あらかじめシナリオに組み込めます。UMU AIロープレでは、AIがお客様役を担い、担当者の返し方に応じて態度を変えます。同僚相手では再現しきれなかった場面を、安全な環境で繰り返し試せるのが特徴です。
相手の予定を待たずに、練習を始められます
すき間時間に重ねる練習の回数
訪問の合間や移動中でも、担当者はスマートフォンから練習を始められます。UMU AIロープレは相手役との予定調整が要らず、回数の上限もありません。全国の拠点に分散していても、同じシナリオと同じ評価基準で取り組めます。研修担当が手を回せる範囲に、練習量が縛られなくなるのです。
どこでつまずいたかが、その場で分かります
対話直後の段階別スコアと改善点
練習が終わると、アプローチ、意向把握、保障提案、断りへの対応という段階ごとにスコアが出ます。UMU AIロープレでは、どの問いかけが不足していたのかを、担当者自身がその場で確認できます。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一までで、目標設定や動機づけは研修担当の役割として残ります。
同じ業界の営業組織が活用しています
日本の大手外資系生命保険会社
日本の大手外資系生命保険会社では、新人育成が支社ごとに任され、指導の基準がそろわないまま育成の質にばらつきが生じていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、対面のOJTを受けるグループとAIで練習するグループに分けて、同じ期間で効果を比べる検証を実施しました。
その結果、3カ月後にはAIで練習したグループのお客様への提案数が30%増加しました。対象アカウント数も2,000から7,000超へ増加し、支社をまたいで同じ基準で新人を迎えられる体制が整いました(出典:導入企業へのヒアリング)。
日本最大級の生命保険会社
3,000の拠点に5万人の営業職員が分散する日本最大級の生命保険会社では、紙の教材と集合研修が中心で、全員を継続的にカバーしきれない状況が続いていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを導入し、知識のインプット中心の研修から、練習の記録が残るアウトプット型の実践練習へ切り替えました。
導入後は動画の視聴数が100倍、コンテンツ量が10倍に増え、担当者からは「本部が初めて、各地域の支社や営業拠点で行われる朝礼に関与できるようになりました」という声をいただいています(出典:導入企業へのヒアリング)。