IT企業の営業で、技術説明を同席者に任せきりにできない理由
「技術の細かい話は同席する技術担当が答えてくれる。自分は関係づくりに徹すればいい……」IT企業の営業で、そう役割を分けたつもりでいると、相手の情報システム部門から運用や保守の質問が出た瞬間に、会話が止まってしまうことはありませんか。技術担当に任せきりでは商談が前に進まないのには、はっきりした「理由」があります。
IT営業に必要な力は違います
他業界の営業と何が違うのか
IT企業の営業は、完成した商品を売る営業とは前提が違います。要件(何をどこまでつくるか)が固まる前から相談を受け、導入したあとの運用や保守まで話が及びます。商談には技術担当が同席し、その場で役割を分けながら進めます。相手側も一枚岩ではありません。情報システム部門は既存の仕組みとの連携や運用の負荷を、業務部門は日々の手間がどれだけ減るかを気にします。同じ機能を説明しても、二つの部門では響く言葉が違います。IT企業の営業に必要なのは、商品知識の量よりも、相手に合わせて説明を組み替える力だと言えます。ただ、その力をどこで身につけるかとなると、話は簡単ではありません。
同席者との分担は営業次第です
技術の説明は同席者がいるから大丈夫。そう考えている方は少なくありません。ただ商談の現場では、営業担当者が相手の関心を切り分けて渡さない限り、同席した技術担当も何をどの深さで話せばよいか判断できません。その結果、細かい話が業務部門の前で続き、話が長いという印象だけが残ってしまいます。求められるのは、技術を語ることではなく、技術の話をどの部門に向けて開くかを決めることです。これまでの営業トレーニングでは、この判断を練習する場そのものが用意されてこなかったのです。
練習の場をつくりにくい理由
本番の商談は営業と技術担当の二人で臨むのに、練習となると相手の予定を押さえる必要があります。互いの訪問が重なれば日程は合わず、練習は営業担当者だけの読み合わせに置き換わってしまいます。
社内で相手役を立てても、演じるのは同じ会社の人です。運用の負荷を気にする情報システム部門と、現場の手間を減らしたい業務部門、その温度差までは再現しにくいのが現実です。
練習後の振り返りは「もう少し分かりやすく」で終わりがちです。そのため、どの用語が伝わらなかったのか、どこまで説明を戻すべきだったのかは記録に残りません。次の商談でも、同じところで相手の表情が曇ってしまうのです。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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同席者の予定を待たずに練習を始められます
一人でも回せる商談の練習
相手の予定に合わせなくても、商談の入口から練習を始められます。UMU AIロープレを活用すると、AIが顧客役を担うため、同席者とのスケジュール調整は不要です。AIが担うのは反復練習の部分であり、関係づくりは引き続き営業担当者の仕事なのです。相手の関心を切り分けて技術の話へつなぐ流れを、自分のペースで何度でも試せます。
部門ごとの違いを、その場で体感できます
関心の異なる複数のAI顧客
UMU AIロープレでは、役職や性格、気にする論点の異なるAI顧客を複数設定できます。運用の負荷を突いてくる相手にも、現場の手間を知りたい相手にも、同じ機能を別の言葉で説明する練習を重ねられます。情報システム部門と業務部門、どちらの言葉で話すべきかを、本番の前に確かめられるのです。
どの説明が伝わらなかったか分かります
対話直後に届く段階別の評価
練習が終わった直後に、どのプロセスで説明が届かなかったかを確認できます。導入から要望の聞き取り、価値の説明、質問への対応まで、UMU AIロープレがプロセスごとにスコアと改善点を返します。「もう少し分かりやすく」で終わらず、どの言葉を言い換えればよいかが毎回残るのです。
専門性の高い商材の営業チーム
体外診断分野の大手企業
体外診断分野の大手企業では、5名の研修担当者が1,500名の営業担当者の能力認定を担い、認定は四半期に1回しか実施できませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、自社が定めた5つの商談プロセスに沿って、いつでも模擬対話と評価を受けられる体制を整えました。
その結果、認定は日程を待つものから準備ができ次第受けられるものへ変わり、認定通過者の実訪問における成約率が22.4%向上しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
500店舗超のアパレル企業
500店舗超のアパレル企業では、新人の販売スタッフが顧客のタイプに合わせて話し方を変える経験を積めず、店舗ごとに接客の質が分かれていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、関心も判断の仕方も異なる複数の顧客像を設定して、同じ商品を相手ごとに別の言葉で説明する練習を重ねました。
その結果、相手に合わせた提案が店舗をまたいで定着し、会員獲得率は前年比42%増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。