保険営業のコツを学んでも、初回面談で活きない理由
保険営業のコツをまとめた記事や社内の勉強会で、話の進め方や意向把握の手順を頭に入れている募集人は多くいます。ところが実際の初回面談では、お客様が家族に相談したいと言い出した瞬間に、覚えた順番どおりには進められなくなります。試されているのは知識の量ではなく、目の前の迷いに合わせて順番を組み替える力なのです。
4段階のうち、難所は1つです
保険営業のコツとは何か
保険営業のコツは、気の利いた話術の引き出しを増やすことではありません。実務のコツは、4つの段階に分かれます。お客様との接点をつくる段階、ライフプランと意向を聞き出す段階、保障設計をリスクまで含めて説明する段階、そして理解を確かめて次の面談につなげる段階です。声かけの段階では相手の関心の入口を探り、意向把握では家族構成や将来不安まで踏み込み、説明の段階ではリスクや注意喚起情報まで言葉にします。コツとして語られるものの多くは、この4つの段階のどこかに位置づけられると言えます。ただし、4つの段階が同じ手間で身につくわけではありません。
難しいのは意向を聞き出す段階
商品知識や約款の理解は、テストで測れます。保障設計の説明も、手順を覚えれば形になります。ところが意向把握だけは、お客様が何をどこまで話してくれるかで、進み方が変わります。言葉を濁されたときにどの質問を足すのか、家族に相談したいと言われたときにどう受けるのか、事前に用意した順番では決められません。だからこそ、この聞き出す動きは、社内の勉強会でも扱いにくいまま残ってきたのです。
聞き出す練習が組みにくい事情
支社の勉強会では同僚がお客様役を担いますが、事前に配られた想定質問に沿って進みます。その結果、言葉を濁されたり、家族に相談したいと切り出されたりする展開に出会えません。
意向把握の練習は、所長や先輩に相手役を頼まないと成り立ちません。だからこそ、外訪の合間に思い立っても相手の予定が空くまで待つことになり、初回面談を控えた週にこそ回数が伸びなくなってしまいます。
練習後に返ってくるのは、「もう少し聞いてから」といった感想です。そのため、どの質問を足せばお客様が家族の事情まで話してくれたのか分からず、次の練習でも同じ入り方を繰り返してしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
台本から外れる面談を練習で体験できます
応答に応じて変わる顧客の態度
言葉を濁されたときの受け答えを、面談の前に確かめられます。UMU AIロープレでは、AIのお客様が募集人の話し方に応じて態度を変え、説明が曖昧なままだと相談を先送りする反応を返します。隠れた家族の事情は、適切な質問を足したときにだけ語られます。
外訪の合間でも、一人で回数を増やせます
相手役を待たない24時間の練習
所長や先輩の予定が空くのを待たずに、初回面談を控えた週にこそ練習を重ねられます。UMU AIロープレはスマートフォンから使えるため、移動中や訪問先の待ち時間でも一人で始められます。回数の上限はなく、同じ場面を何度やり直しても相手に気を遣う必要がありません。
足すべき質問が、練習の直後に見えてきます
段階別に採点される評価レポート
感想ではなく、どの段階で何が足りなかったかを数字で受け取れます。UMU AIロープレを使うと、練習の直後に段階ごとの採点と次に試す質問の候補を確認できます。AIが担うのは反復練習と評価の基準づくりまでで、お客様との関係づくりそのものは募集人の仕事として残ります。
保険の営業現場での活用例です
日本大手の生命保険会社
日本大手の生命保険会社では、研修が商品知識と資格取得に寄り、お客さまとの距離を縮める対話の練習手段が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、独自の営業プロセスの要所をスマートフォンで反復練習できるシナリオに置き換えました。
担当者は「スマートフォンで場所を問わず対話型トレーニングができる」と振り返り、自信をもってお客さまへ説明できる営業職員の育成を進めています(出典:導入企業へのヒアリング)。
外資系の生命保険会社
外資系の生命保険会社では、新人育成が各支社主導で進み、指導方法の違いから育成の質にばらつきが出ていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレでOJTの一部を置き換え、対面のOJT研修を受けたグループとの結果をABテストで比較しました。
3カ月後には提案数が30%増加し、標準化した育成プロセスによって対象を2,000アカウントから7,000超へと増やせる体制に強化されました(出典:導入企業へのヒアリング)。