外資系保険会社の営業が初回面談でつまずく理由
「支社の勉強会で覚えた話法をそのまま口にしたのに、初回面談の途中でお客様の表情が曇ってしまう……」外資系保険会社の営業では、商品知識も販売プロセスも徹底して叩き込まれます。それでも、意向把握(ヒアリング)の順番を目の前のお客様に合わせて組み替えようとすると、手が止まってしまうことはありませんか。原因は練習の量ではなく、練習の中身の側にあるのです。
立ち上がりの差は対話に出ます
国内系との違いは育成の前提です
外資系保険会社の営業と、国内系の営業職員では、育成の前提が違います。国内系では支社に配属された営業職員を、朝礼や同行を重ねながら時間をかけて育てる仕組みが残っています。一方、外資系保険会社の営業は、コンサルティング型の販売プロセスを短期間で身につけることが前提です。見込み客の開拓も、紹介を軸に自分で回していきます。商品知識やライフプランの組み立て、保障設計の説明までは、体系化されたカリキュラムで学べます。そのため、外資系の立ち上がりの速さはカリキュラムの質で決まると考えられがちです。ただ、成績が分かれる場所は、カリキュラムの外側にもう一つあると言えます。
教わらないのは質問の進め方です
面談がうまく進まないとき、多くの方は自分の話し方や商品知識のせいだと考えます。ただ、カリキュラムが扱っているのは「何を話すか」までです。お客様の反応を見ながら、どの質問を先に置き、どこまで踏み込み、どこで一度引くのか。この質問の進め方は、これまで実際の面談でしか身につけられませんでした。そして、その質問の進め方を練習する場をつくることが、外資系の現場では最も難しくなっています。
意向把握の練習が続かない事情
支社の勉強会でロープレを行っても、相手役は同僚や上司です。互いに遠慮が生じやすく、初回面談で返ってくる「まだ考えたい」「家族に相談してから」といった言葉までは再現しにくいのが現実です。
そのため、練習の場は月に数回の勉強会に絞られます。日中は訪問と紹介の依頼で外に出ており、直行直帰も多いため、全員が支社にそろう時間は残りません。初回面談の場数が浅いまま、本番を迎えてしまいます。
だからこそ、振り返りも「もう少し自然に」「表情が硬い」といった感覚的な言葉にとどまります。どの質問を飛ばしたのか、どこで踏み込みすぎたのかが分からないまま、同じ場面で言葉に詰まってしまうのです。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
先送りの言葉も、遠慮なく返ってきます
断りを織り込んだAI顧客との面談
同僚には出しにくい断りの言葉も、AI相手なら何度でも受け止められます。UMU AIロープレでは、「他社でも話を聞いていて」「いま決める時期ではない」といった、実際の初回面談で出てくる反応を組み込めます。踏み込みすぎれば口数が減り、丁寧に聴けば背景を話し始めます。
移動時間だけでも、面談の場数は増やせます
すき間時間で積み重ねる面談練習
勉強会の日程を待たなくても、練習の回数は自分で決められます。UMU AIロープレはスマートフォンから使えるため、訪問の合間や帰りの電車でも、初回面談の入り口を一度通せます。相手役の予定調整も順番待ちも要りません。AIが担うのは練習の相手役までで、案件ごとの相談は引き続き上司の役割です。
足りなかった質問が、その場で分かります
面談直後に出るプロセス別のスコア
「もう少し自然に」で終わっていた振り返りが、具体的な指摘に変わります。UMU AIロープレでは、練習が終わった直後に、導入・意向把握・保障の説明・反論対応といったプロセスごとのスコアが出ます。どの質問を飛ばしたのか、次の面談で何を変えればよいかまで確認できるため、迷わず次の練習に進めます。
保険営業の現場で検証済みです
大手外資系生命保険会社
日本の大手外資系生命保険会社では、新人営業の育成が支社主導で行われ、指導方法と基準にばらつきがありました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレでOJTの一部を置き換え、オフラインのOJT研修を受けたグループと比較する検証を実施しました。
その結果、3カ月後にはUMUで練習したグループの顧客への提案数が30%増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。支社ごとの流儀ではなく同じ基準で練習できたことが、提案数の伸びにつながりました。
日本の保険代理店企業
日本の保険代理店企業では、AIを使った練習に本当に効果があるのかを、比較データで確かめる必要がありました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでAI練習を行った実験群と、使わなかった対照群を5つの評価軸で比べる統制実験を設計しました。
15名の評価者が約150名の保険営業担当者の対話練習動画を5点満点で採点した結果、5つすべての評価軸で実験群が上回りました(出典:導入企業へのヒアリング)。