新卒の営業研修で、同期の前の練習が発表に変わる理由
新卒の営業研修は、同期がまとまって受ける形で組まれることが多いものです。同じ内容を同じ時期に学ぶため、ロールプレイングでは同期が見ている前で話すことになります。詰まる場面を見せずに終えられる範囲で話をまとめてしまうと、練習の時間は実質的に発表の時間になるのです。
なぜ、同期の前では言い直せないのか
練習の場が、見られる場になる
新卒の営業研修は、同期がまとまって受ける形で設計されることが多くあります。同じ内容を、同じ時期に、同じ場所で受けます。そのためロールプレイングの順番が回ってくると、受講者は同期が見ている前で話すことになります。中途入社の方を対象にした研修や、少人数で行う研修と違い、比べられる相手が同じ部屋にいる状態です。ここで起きるのは、うまくやることが目的にすり替わることです。詰まるところを見せたくないので、安全に話せる範囲で会話を組み立て、そこで終えてしまいます。言い直しをしたり、うまくいかない進め方をあえて試したりすることは、選びにくくなります。研修を設計する担当者から見れば、時間も講師も確保できているのに、練習として使われた時間はごく一部にとどまります。これは受講者の性格の問題ではなく、同期が一斉に受けるという研修の形から生まれているのです。
誰か一人の問題ではありません
たとえば、研修の二日目に価格の話で切り返される場面を練習するとします。前に出た受講者が言葉に詰まり、会場が静かになります。その様子を見た残りの同期は、自分の番では詰まらない進め方を選びます。安全に進められる型を全員がなぞるようになり、練習の幅はその場で狭まっていきます。
研修設計で分けておきたい二つの場
新卒の営業研修から、人前で話す場をなくす必要はありません。緊張の中で言葉を選ぶ経験は、同期がそろう場でしか積めません。分けたいのは、その場と、詰まっても誰にも見られない場です。前者は発表として残し、後者は別の時間帯に置きます。
詰まる場面を一人で通せる時間を、研修計画のどこに置くかが問われます。発表の前日だけに置くと、同期の前には仕上がった話し方しか出てきません。発表の後にも、やり直せる時間を残します。
見られずに何度も通せる場を、全員分どう用意するか。研修担当者が一人ずつ相手役に入る方法では、人数分の時間がそのまま必要になります。同期の人数が多いほど、この進め方は成り立ちにくいと言えます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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見られない場を、研修の中に置けます
一人で完結する練習環境
UMU AIロープレを活用すると、AIが顧客役を担います。同期の予定を押さえる必要も、誰かに見られることもありません。詰まった場面だけを、スマートフォンから何度でもやり直せます。発表の場は残したまま、失敗できる場を別に用意できます。
発表の後にも、やり直す時間を持てます
時間と場所を選ばない反復練習
練習の時間を、集合研修の枠に収める必要はなくなります。通勤中や昼休みに、前日に詰まった切り返しだけをもう一度通せます。研修当日に一度で終わっていた場面を、配属までの数週間に分散して繰り返せます。
同期が何人いても、順番待ちは起きません
担当者の時間に依存しない設計
同期が何人いても、同時に練習を始められます。研修担当者が一人ずつ相手役に入る必要がなくなり、空いた時間を難しい場面の指導に回せます。AIが担うのは、反復練習と評価基準の統一までです。目標の設定や動機づけは、引き続き人の役割として残ります。
新卒の営業研修での活用が進んでいます
バイオ医薬品 営業800名超
ワクチンを主力とするバイオ医薬品企業では、実践経験の浅い新入社員が多く、800名規模の対象者に一人ずつ指導者を置けませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、800名が同じ訪問シナリオで、同じ基準で練習できる体制を構築しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
その結果、新任営業が独り立ちするまでの期間は60日から30日に短縮されました。フォローアップ調査では、顧客満足度も23.5%向上しています(出典:導入企業へのヒアリング)。
製薬企業 若手の育成
日本市場で事業を展開する製薬企業では、若手の育成が同行訪問に頼り、実践に近い練習の機会が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、若手が安全な環境で訪問場面を繰り返し練習できる仕組みを構築しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
その結果、研修後7~9カ月の時点で、医師との対話型面談の回数が研修前の約2倍に増えました。経験が最も少ない若手が、経験豊富な層を上回るペースで面談数を伸ばしています(出典:導入企業へのヒアリング)。