生命保険の営業で、二度目の面談が難しくなる理由
「初回はしっかり伺えたのに、ご家族に相談すると言われて数週間、同じ話をどこから再開すればよいのか分からなくなる……」意向把握の手順もリスクの説明も頭に入っているのに、間があいた面談では言葉が出てこないことはありませんか。二度目の面談が難しくなるのには、練習の設計に「理由」があります。
生命保険の営業を分ける二度目の面談
一件の契約に至るまでの面談の流れ
生命保険の営業は、一度の面談で完結することがほとんどありません。最初の面談では、家族構成や将来の不安、現在の保障内容を伺い、意向把握(ニーズの聞き取り)を進めます。そのうえで保障設計を示すと、多くのお客さまは「家族と相談してから決めたい」と話し、判断をいったん持ち帰ります。数週間後、担当者はもう一度お客さまと向き合い、前回の説明がどこまで残っているかを確かめながら、意向確認と重要事項の説明へ進みます。一件の契約は、この一連の面談を通り抜けて初めて成立するのです。ところが、この流れのどこに練習の時間が使われているかを見ると、大きな偏りがあります。
練習が手薄になるのは再訪の場面
生命保険の営業がうまく運ばないとき、原因は商品知識や話し方に求められがちです。ただ、支社の勉強会や同行での練習の多くは、初回の面談を想定したものに寄っています。家族と相談し、他社の説明も聞いたお客さまが、数週間の間をあけて戻ってくる場面。相手役つきでここを練習した経験は、多くないはずです。二度目の面談が難しいのは、担当者の力量というより、この場面が練習の対象から外れてきたからだと言えます。本当に手をつけにくいのは、間があいた面談を練習に組み込むことです。
再訪を練習に組み込めない理由
練習の相手が同僚の場合、前回の説明を覚えていて、家族の意見も加わったお客さまを演じることはできません。そのため練習は初回の切り出しに寄り、間があいた面談は支社の勉強会の題材から外れてしまうのが現実です。
外勤の営業職員が集まれる時間は限られ、勉強会は月に数回にとどまります。だからこそ限られた枠は初回の型に使われ、一人あたりが顧客役の前で話せる回数は減ります。面談の後半にある再訪まで順番が回ることは、ほとんどありません。
練習後の講評は「もう少し丁寧に」といった言葉で終わりやすく、意向確認のどの項目が抜けたのかが残りません。そのため次の練習でも同じ順番で同じ話を繰り返し、間があいた面談への備えは手つかずのままになってしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
間があいた後の顧客役を、AIが担います
前回を踏まえて反応するAI顧客
数週間前に何を説明したかを織り込んだ状態から、面談を再開する練習ができます。UMU AIロープレを活用することで、家族に相談して迷いが増えたお客さまなど、再訪の場面に合わせたAI顧客と向き合えます。相手の反応は担当者の説明の仕方に応じて変わるため、同じ場面でも切り出し方を変えながら何度も確かめられます。
順番を待たずに、練習の回数を増やせます
移動の合間に増やす練習回数
訪問と訪問の合間や帰社前の時間に、再訪の入り口だけを繰り返せます。相手の予定を押さえる必要も、勉強会の順番を待つ必要もありません。スマートフォンから一人で始められるため、練習の回数を確保できます。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一という部分であり、お客さまとの信頼づくりは引き続き担当者の役割です。
どの確認が抜けたか、その場で分かります
プロセス別に示される改善点
練習を終えた直後に、意向把握、保障設計の説明、異議への対応といったプロセスごとのスコアと、次に直す点をその場で確認できます。「全体的によかった」で終わらないため、どの確認が抜けていたかを言葉で受け取れます。同じ指摘が続いているかどうかも、練習の記録をたどれば分かります。
人前ではない練習を選んだ2社
人前の練習を見直した保険大手
日本の大手生命保険会社では、人対人の研修が中心で、営業担当者が練習そのものに踏み出しにくいという課題がありました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、練習の相手を人からAIに変え、スマートフォンからいつでも始められるようにしました。
その結果、5つの学習カテゴリーと10項目の主要営業スキルを対象に、20以上のシナリオを展開しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
移動中も練習する生命保険大手
日本大手の生命保険会社では、商品知識や資格取得が研修の中心で、お客さまとの距離の縮め方を訓練する手段が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、顧客開拓から提案までの自社の営業プロセスを、反復練習できるシナリオに落とし込みました。
担当者は「スマートフォンで場所を問わず対話型トレーニングができる」と述べています(出典:導入企業へのヒアリング)。