住宅メーカーの営業で、練習が本番に活きない理由
住宅メーカーの営業では、住宅展示場での初回接客から資金計画の提示、他社との相見積もりまで、一組のご家族と半年以上向き合うことも珍しくありません。ところが練習の場は、同僚を相手にした短いロープレに限られがちです。本番で言葉に詰まる原因は、練習の回数ではなく、練習で再現できる場面の幅の狭さにあるのです。
差がつくのは商談のどの段階か
契約までに通る5つの段階
住宅メーカーの営業は、契約までにおおよそ5つの段階を通ります。展示場やイベントでの集客、モデルハウスを案内しながらの初回接客、着座してのヒアリングと資金計画の提示、間取りプランと見積もりの提案、そして他社と比較されたうえでの契約です。集客では来場の動機を確かめ、初回接客では次回のお約束までを組み立てます。ヒアリングではご家族の構成と予算の前提をそろえ、提案では要望と資金の折り合いをつけます。前の段階で聞けなかったことは、後の段階で必ず跳ね返ってきます。ただし、この5つの段階を同じように練習できるわけではありません。
流れを決めるのは初回接客
多くの住宅営業は、契約が決まらない原因を提案の作り込みに求めます。ところが5つの段階のうち、後の流れを大きく左右するのは初回接客です。ここでご家族の予算観と譲れない条件を引き出せなければ、練り上げた間取りプランも的を外します。しかも初回接客に台本はありません。お子さまが走り回り、ご夫婦の意見が食い違い、資金の話になると口が重くなります。相手の反応に合わせて質問の順番を組み替える力は、資料を読み込んでも身につかないのです。そして初回接客こそ、練習の機会をつくることが最も難しい段階と言えます。
住宅営業の練習が難しい理由
同僚を相手にしたロープレでは、初回接客で起きることを再現しきれません。ご家族がどこから見て回り、どの話題で黙り込むかは、その日その組で変わります。練習は決まった質問と返答をなぞるだけになり、毎回違う反応に向き合う準備にはなりません。
本番に近い練習をするには、先輩社員や店長に顧客役を頼むことになります。ところが週末は展示場の来場対応が続き、平日も打ち合わせと現場確認で予定が埋まります。そのため指導つきで練習できるのは週に一度あればよいほうで、任される前に積める回数は限られます。
練習後に返ってくるのは「悪くなかった」「もう少し笑顔で」といった言葉になりがちです。どの質問を飛ばしたのか、資金の話に入る順番が早すぎたのかは、本人にも見えません。そのため教える人ごとに指摘する箇所が変わり、育成の品質にばらつきが出てしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
一人でも、何組ものご家族と向き合えます
性格の異なるAI顧客との対話練習
UMU AIロープレを活用することで、担当者は一人でも、性格の異なる顧客像と続けて向き合えます。予算に慎重なご夫婦、すでに他社の展示場を回ってきたご家族、親からの資金援助を前提に考えている方など、懸念点を設定したAI顧客を用意できます。相手の反応は説明の仕方に応じて変わるため、台本をなぞる練習にはなりません。
先輩の予定を待たずに練習を始められます
順番待ちのない練習環境
展示場から戻る移動中や、来場の合間の短い時間でも、スマートフォンから練習を始められます。回数の制限はなく、同時に何人が使っても順番待ちが起きません。そのため先輩社員は基礎的な顧客役から離れ、案件ごとの相談や同行前の打ち合わせといった、人にしか担えない指導に時間を使えます。
足りなかった質問が、その場で分かります
段階ごとに分かれた即時の評価
練習が終わると、初回接客からヒアリング、資金計画の説明までを段階ごとに分けた評価が表示されます。感覚的な言葉で終わらず、どの段階で確認が抜けたのか、次に何を試すのかを、担当者本人がその場で読み取れます。指導する側も同じ画面を見ながら話せるため、教える人によって指摘が変わることも減っていきます。
同じ課題に向き合った営業組織
同じく高単価の商材
500店舗超を展開する高級レディースアパレルグループでは、新人の販売スタッフに高額商品を検討する顧客との対話経験が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、顧客タイプごとにAIの顧客像を用意して練習できる体制を構築しました。
その結果、店舗をまたいで同じシナリオで練習できるようになり、導入年の会員獲得率は前年比42%増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
同じく分散した現場
日本大手の生命保険会社では、独自の営業プロセスを持ちながらも、実際のお客さまとの対話で実行できるかに差がありました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、全国に分散する営業職員がスマートフォンから商談場面を繰り返し練習できる体制を構築しました。
その結果、拠点を問わず同じ基準で練習を重ねられるようになり、担当者からは「スマートフォンで場所を問わず対話型トレーニングができる」という声をいただいています(出典:導入企業へのヒアリング)。