住宅営業で、資料請求の後の最初の連絡が途切れる理由
住宅の資料請求をいただいた方に、営業として最初のご連絡を入れる場面があります。その一言は、すでに検討が進んでいる方を想定した形になりがちです。ところが資料を請求した時点では、建てる時期どころか、建てるかどうかも決めていない方が少なくないのです。
対応を分けるのは検討時期です
資料請求の時点で、時期は未定です
住宅の資料を請求した方の状況は、一様ではありません。土地を探し始める前の方、間取りの好みを集めている段階の方、転勤や家族の予定が固まってから動こうと考えている方まで含まれます。だからこそ、資料請求への対応で最初に確かめたいのは、どのくらいの時期をお考えかという一点です。時期が分かれば、その後の関わり方は自然に決まります。今の段階で情報をお求めの方には、いま必要な内容を。時期が先の方には、間隔を空けて、そのときに役立つ形でお届けします。もちろん、ご連絡してよい範囲やご希望に沿うことが前提になります。ここまでは、多くの現場で共有されている考え方だと言えます。難しさは、その次にあります。
難しいのは、時期を伺った後です
時期を伺うところまでは、多くの担当者が自然にできています。つまずきやすいのは、「まだ具体的には決めていません」と返ってきた後です。その一言をどう受けて、次に何をお伝えし、どのくらい間を置いてご連絡するのか。ここには決まった型がなく、担当者ごとの判断に委ねられています。そしてこの場面は、練習の題材としてもほとんど扱われていないのです。
住宅営業の練習に、抜けている場面
営業ロープレの題材は、すでに検討が進んでいる方との対話が中心になりがちです。間取りの要望が出ている、他社と比べている、そういう相手を想定して場面が組まれています。
そのため、時期が決まっていない方への最初の連絡は、題材として残りません。何をお伝えし、何を伺うのかを練習で確かめる機会がないまま、現場に出ることになります。
その結果、最初の一言が来場のお誘いから始まります。すでに検討が進んでいる方には自然な流れですが、時期が先の方には答えようのない問いかけになり、会話はそこで途切れてしまうのが現実です。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
「まだ先です」の後から練習できます
時期を決めていないお客様役
UMU AIロープレでは、資料を請求したばかりで、時期をまだ決めていない相手を、AIのお客様役として設定できます。「まだ具体的には考えていません」と返ってくる場面から会話が始まるため、そこから先の受け答えを、納得がいくまで試せます。
検討時期の違う相手を、何通りも試せます
時期の異なる複数のお客様役
数カ月先を見ている方、1年以上先を考えている方、時期そのものを決めかねている方。設定を切り替えるだけで、それぞれの相手と続けて練習できます。相手役の予定を待つ必要がなく、移動の合間にスマートフォンから始められます。
どこで先を急いだのか、後から確認できます
段階ごとに残る対話の記録
練習のあとには、導入からヒアリング、情報提供までの段階ごとに記録が残ります。どの時点で来場の話に移ったのかを、自分で見返せます。AIが担うのは反復練習と評価基準をそろえるところまでで、目標設定や動機づけは、引き続き上司や先輩の役割です。記録は順位づけや監視のために使うものではありません。
現場の接客を担うチームでの活用例
小売・子ども靴ブランド
複数の有名子ども靴ブランドを展開する企業では、販売施策の成果が店舗スタッフの接客トーク力に左右され、指導の質が店長のスキルに依存していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、迷っている顧客、価格に敏感な顧客、急いでいる顧客など、さまざまなタイプの消費者をAIが演じる対話型シナリオで練習しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
導入後初回の大型セールでは、売上目標の達成率が128%となりました(出典:導入企業へのヒアリング)。
生命保険・大規模営業組織
日本最大級の生命保険会社では、5万人の営業担当者が全国3,000拠点に分散しており、紙媒体や集合研修を中心とした知識インプット型の学習だけで全員を継続的にカバーすることが困難でした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、知識を入れる研修からアウトプット型の実践練習への転換と、可視化された練習結果をもとに直属のマネージャーが助言する体制づくりを目指しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
担当者は「安全に試行錯誤できる環境で、自分なりに最善のアウトプットを作り上げ、それをマネージャーや同僚に提出して評価を受ける流れが生まれました」と振り返ります(出典:導入企業へのヒアリング)。