住宅リフォームの営業が、相見積もりで選ばれない理由
「現地調査までは和やかに話せたのに、見積もりを出した途端に返事が来なくなる……」住宅リフォームの営業では、相見積もりの比較に入った瞬間、金額以外の判断材料が伝わっていないと感じることはありませんか。プランも金額もほとんど並んでいるのに、選ばれる担当者と選ばれない担当者が分かれるのには、はっきりした理由があります。
受注の差は提案前に決まります
リフォーム営業の5つのプロセス
住宅リフォームの営業は、大きく5つのプロセスで進みます。問い合わせや来場への反響対応で関心と予算の幅を確かめたうえで、現地調査(現調)に入ります。劣化の状況を見ながら採寸と写真撮影を行い、その場で暮らしの困りごとを聞き取ります。持ち帰った情報をもとにプランと見積もりを数日から一週間ほどかけて仕上げ、打ち合わせで金額と工事内容を予算に合わせてすり合わせます。契約が決まれば、着工から引き渡し、その後のフォローへと続きます。前のプロセスで得た情報が、そのまま次のプロセスの材料になる流れです。ただし、成果への効き方は5つで同じではありません。
分かれ目は現地調査の対話です
提案が通らなかったとき、資料の見せ方や金額の詰め方から見直す方は少なくありません。ただ、打ち合わせに出すプランの中身は、現地調査で何をどこまで聞き出せたかによって、その時点でおおよそ固まっています。家族の誰が何に困っているのか、いつまでに何を優先したいのか。そこを引き出せていれば、金額が競合と並んでも選ばれる理由が残ります。5つのプロセスの中で全体の行方を左右するのは、現地調査での対話なのです。そしてこの対話は、これまでの育成でもっとも練習しにくい部分でした。
現地調査の練習が難しい理由
現地調査に同行しても、暮らしの困りごとを引き出す質問を投げるのは先輩の担当者です。若手は採寸や写真撮影を手伝いながら、やり取りを横で見ることになります。そのため、自分の言葉で聞き出す経験は、現場に出て数カ月経ってもほとんど増えないのが現実です。
ショールームでの接客や現地調査は、お客様の都合に合わせて土日に集中します。平日は見積もりの作成と職人の手配に追われるため、練習のためにまとまった時間を取りにくくなります。だからこそ、ロープレは月に一度の勉強会だけで終わってしまいます。
勉強会の後に返ってくる助言は、「もっとお客様に寄り添って」「説明が長い」といった言葉にとどまりがちです。どの質問が足りず、次にどう聞き直せばよいかまでは示されません。その結果、次の現地調査でも同じ順番で同じことを話してしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
質問してはじめて、住まいの本音が出ます
質問で引き出す暮らしの事情
お客様が自分から語らない事情まで引き出せると、提案の方向がぶれにくくなります。UMU AIロープレでは、AI顧客の側に「親の介護を見据えている」「来年に長男が戻る」といった背景をあらかじめ設定できます。適切な質問を投げたときにだけその情報が表に出るため、現地調査での聞き方を一人で何度でも試せます。
移動の合間でも、練習の回数を増やせます
すき間時間で重ねる練習の回数
土日の現場対応で時間を取りにくい方でも、練習の回数そのものは増やせます。UMU AIロープレはスマートフォンから使えるため、移動中や現場の合間に、相手役の予定を押さえずに対話練習を始められます。AIが担うのは反復練習と評価基準づくりまでで、案件ごとの判断や動機づけは先輩やマネージャーの役割として残ります。
どの質問が足りないか、その場で分かります
練習直後の具体的な改善ポイント
練習が終わった直後に、どのプロセスで課題が残ったかを確認できます。UMU AIロープレでは、反響対応からヒアリング、プラン提案、条件のすり合わせまでを段階ごとに評価し、次に直すべき点を具体的な言葉で示します。「もっと寄り添って」という助言の代わりに、聞き漏らした質問がそのまま次の練習の課題になります。
高単価の提案営業で活きた事例
大手外資系の生命保険会社
住宅リフォームと同じく、高額な契約を対面の提案で決める営業組織です。日本の大手外資系生命保険会社では、新人育成が支社ごとに進められ、指導の基準にも練習量にも差が生じていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、全員が同じシナリオと評価基準で対話練習に取り組める体制を整えました。
その結果、3カ月後には顧客への提案数が30%増加しました。練習の基準を統一したことが、そのまま提案活動の量に表れたのです(出典:導入企業へのヒアリング)。
全国展開の店舗運営企業
こちらも、新人が一人で顧客対応に立つまでの期間が課題だった組織です。全国に店舗を展開する通信キャリア系の運営企業では、出店の加速で新人の採用が増え、独り立ちまでの期間の長さが課題になっていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこで接客と法令順守を同じ練習の流れに組み込み、UMU AIロープレで繰り返し取り組める環境を整えました。
その結果、新入社員が独り立ちするまでの期間は1カ月未満に短縮されました。練習の頻度が上がり、現場に出る前に必要な会話を一通り経験できるようになったと言えます(出典:導入企業へのヒアリング)。