住宅営業の仕事で、間が空いた後の一言を練習していますか
住宅の購入は、検討がはじまってから決まるまでに数か月、ときには年単位の時間がかかります。住まいを選ぶことは暮らしそのものの判断ですから、時間がかかるのは自然なことです。ところが社内で練習の題目になるのは初回の接客と契約前後で、その間に横たわる数か月をどう保つかは、一人ひとりの勘と気配りに委ねられているのです。
仕事の大半は訪問と訪問の間に
住宅営業の仕事を構成するもの
住宅営業の仕事は、いくつかの場面の積み重ねでできています。問い合わせへの返信、展示場や現地での初回の接客、要望を形にしていく打ち合わせ、そして契約とお引き渡し。どの場面にも求められる動きがあり、社内の指導もこの順番で語られることが多いはずです。ただ、実際にカレンダーを見返すと、場面と場面の間には数週間から数か月の空白が並んでいます。その間、お客様は家族と話し、他社の物件も見て、暮らし方そのものを考え直しています。担当者が長く向き合っているのは、場面そのものよりも、その間に流れる時間なのです。
練習は点に集中しています
ロープレの題目を思い出してみてください。多くは初回の接客と、契約前の最後のひと押しに集まっています。どちらも成果に直結し、その場で見て評価しやすい場面だからです。一方、三週間ぶりに連絡するときの最初の一言や、状況が動いていないときに何を伝えるかは、題目として立てられることがほとんどありません。教えられていないというより、練習の単位として切り出されていません。ここに、設計上の難しさが集まっていると言えます。
間の数か月を練習しにくい事情
練習の題目には、始まりと終わりのある場面が選ばれます。初回の接客や契約前の商談は切り出しやすい一方、検討が続く数か月は区切りがはっきりせず、どこを取り出せばよいかが決めにくいまま残ってしまいます。
そのため、同行やロープレの機会も、来場時の応対と契約前のひと押しに集まります。だからこそ、間の期間の連絡は先輩の背中を見て覚えるものになり、経験の浅い担当者ほど、最初の一言を自分で組み立てるしかありません。
内覧のあとに間が空いても、うまく再開できた言い方は記録に残りません。その結果、何と切り出したから話が続いたのかはチームに伝わらず、次に同じ状況になった人が、また一から考えることになってしまいます。
検討が続く数か月も、練習の題目にできます
間の期間を切り出した練習の場面
間が空いたあとの一往復や、状況が動いていないときの短いやり取りを、練習の場面として設定できます。UMU AIロープレでは、AIがそのときのお客様役を務めるため、担当者は実際の連絡の前に、切り出し方を何度でも試せます。場面は自社の商談で実際に起きたやり取りをもとに組み立てられるので、現場から遠い想定になりません。
相手の予定を待たずに、一人で重ねられます
順番を待たずに重ねる練習の回数
同行やロープレの機会が回ってくるのを待つ必要はありません。AIが相手役を務めるため、移動中や来場の少ない時間帯に、一人で始められます。ここでAIが担うのは反復練習と評価基準の統一までで、いつ誰にどのタイミングで連絡するかの判断は、これまでどおり担当者が持ちます。
よかった切り出し方を、チームに残せます
基準に組み込まれる先輩の言い回し
話が続いたときの言い方を、その人の中だけで終わらせずに済みます。成果につながった切り出し方や伝え方を評価の基準に組み込めるため、同じ状況になった担当者が、同じものさしで練習と振り返りを行えます。指導する側も、印象ではなく記録をもとに話せるようになります。
時間をかけて決まる商材の現場
生命保険・営業職員5万名規模
日本最大級の生命保険会社では、お客様と対面で会う機会が以前より減っていました。全国3,000拠点に分散した営業職員に、継続的な練習の機会を提供することが難しい状態でした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、知識を入れる研修から、実際に声に出して練習する形へと切り替えました。
その結果、学習コンテンツの量は10倍に増え、動画の視聴数は100倍に伸びました。配信の速さが上がったことで、全国の拠点へ同じ内容を同じタイミングで展開できるようになりました(出典:導入企業へのヒアリング)。
子ども靴小売・多店舗展開
複数の有名子ども靴ブランドを展開する企業では、店舗スタッフへの指導が店長の力量に左右されていました。地域をまたいで同じ基準の練習を用意することが難しい状態でした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、来店から購入までの流れを対話の練習として再現しました。迷っているお客様や急いでいるお客様など、複数のタイプを相手に練習できるようにしています。
その結果、導入後初めての大型商戦では売上目標の達成率が128%となり、先払い型の会員数は前年比28.1%増加しました。接客の言葉がそろったことが、続いていく関係づくりにつながりました(出典:導入企業へのヒアリング)。