営業力アプリの上達は、自分の手応えだけで判断できますか
営業力アプリを開けば、相手の予定を押さえなくても、その日のうちに何度でも練習できます。うまく運ばなかった回が誰かの目に触れることもありません。ただ、回数が増えるにつれて、別の問いが残ります。今日の受け答えがよかったのかどうかを確かめる手がかりが、自分の手応えのほかにないのです。
上達したかどうかは、誰が決めているのか
判断のよりどころが一つしかない
営業力アプリでの練習は、始めから終わりまで一人で完結します。相手の都合を確かめる必要がなく、途中でやめても誰にも知られません。この手軽さがあるからこそ、週に何度でも繰り返せます。ところが同じ性質が、別のところで効いてきます。練習の場に自分しかいないということは、うまくいったかどうかの判定も自分の中だけで下すということです。手応えのあった回を基準に置けば、もう十分だと感じられます。逆に、何度やっても足りない気がして、同じ場面を繰り返し続けることもあります。どちらの場合も、判断のよりどころは当日の感触だけと言えます。例えば、価格を突かれた場面を何度か練習し、最後の一回で言葉が滑らかに出たとします。それは受け答えが良くなったからなのか、相手の出方を覚えただけなのか。一人で完結する練習では、この二つを分ける材料が手元に残りにくいのです。
練習量と到達度は別の話です
この構造は、練習の中身が良くないから起きるわけではありません。上達したかを判定する基準が、練習の場に用意されていないから起きます。だとすれば、営業力アプリを選ぶときに確かめたいのは、続けやすさだけではありません。
基準のある練習と、ない練習の差
営業力は、営業担当者が話した内容に反応が返り、それを踏まえて次の言い方を変える往復のなかで伸びます。反応が自分の推測にとどまる間は、何を変えるかを決めにくくなります。
練習を止める判断も、続ける判断も、本人の感覚に委ねられます。良くなった気がすれば次へ進み、不安が残れば同じ場面にとどまります。結果として、手をつけていない場面が残ったままになります。
そこで、営業力アプリを比べる観点が一つ増えます。何回できるかに加えて、一回ごとに外からの判定が返る作りかどうかです。ここが備わると、そのときの実感とは別の手がかりが加わります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
採点の観点を、練習の前に確かめられます
進め方の妥当性を見る採点
UMU AIロープレでは、導入からクロージングまでの各段階について、何ができていれば良いかという観点を先に決められます。営業担当者は練習を始める前にその観点を確認でき、決められた言葉を口にできたかではなく、どの場面でどう進めたかという点から評価が返ります。
同じ場面の初回と今を、並べて見られます
同じシナリオの初回と直近の記録
練習の記録は、一回ごとに個人単位でたまります。同じシナリオを何度か試したあと、初回の点数、これまでの最高点、直近の点数を並べて確認できます。どの段階が上がり、どの段階が横ばいのままかが分かるため、同じ場面を続けるか別の場面へ移るかを、手応え以外の材料から決められます。
感覚で終わらせずに、言葉で確かめられます
一回分の会話から出る具体的な助言
練習が終わると、その回の会話をもとにした講評を読めます。どの発言で相手の関心が離れたのか、どこで確認を飛ばしたのかが、点数ではなく文章で並びます。AIが担うのはここまでで、目標の置き方や動機づけは引き続き人の役割です。それでも、感覚として残っていた引っかかりは、次の練習で扱える形になります。
評価の基準を外に置いた組織の例です
体外診断分野の大手企業
体外診断分野のグローバル大手企業では、5名の研修担当者が1,500名の認定を担い、認定は四半期に1回しか実施できませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、5つの訪問プロセスに沿った模擬対話と、終了後の構造化フィードバックに切り替えました。
その結果、準備ができた時点で認定を随時受けられるようになり、認定通過者の実訪問における成約率が22.4%向上しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
日本大手の生命保険会社
日本大手の生命保険会社では、50,000アカウント、3,000拠点という規模のなかで、集合研修だけでは全員の練習機会を確保できませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、知識を入れる形から、声に出して練習する形へ重心を移しました。
その結果、安全に試行錯誤して自分なりの答えを作り、それをマネージャーや同僚に提出して評価を受ける流れが生まれたと、担当者は振り返っています(出典:導入企業へのヒアリング)。