ルート営業ツールを増やしても、提案が変わらない理由
ルート営業ツールを入れ替えても、訪問件数の管理や日報の精度は上がる一方で、取引先で交わす会話の中身までは変わらないことがあります。担当者は決まった曜日に顔を出し、在庫と納期を確認して戻ります。ツールで整理できるのは訪問の記録までであり、その場で何を聞き、何を提案するかという商談の中身は、これまでどおり担当者一人ひとりの経験に委ねられているのです。
会話まで変えるのは1つだけです
ツールは役割で3つに分かれます
ルート営業の現場で使われているツールは、担う役割で3つに分かれます。最も広く使われているのは、行動を記録するものです。訪問計画や日報、案件入力がここに入り、誰がいつどの取引先を回ったかを残します。次に多いのが、情報を共有するものです。商品情報や販促資料、在庫と納期のデータをまとめ、訪問前に必要な材料を手元に用意できます。もう一つ、対話そのものを鍛えるものがあります。取引先で何を聞き、どの商品をどう勧めるかを、事前に練習しておく仕組みがこれにあたります。前の二つは導入が進み、効果も見えやすい領域です。ただし、売上に最も近いのはどれかと問われると、答えは分かれます。
増えたのは記録だけです
ツールを入れ替えても数字が伸びないとき、原因はツールの機能不足に見えます。ただ、記録と情報共有が扱っているのは、訪問の前と後です。訪問計画は行く前、日報は帰った後、資料の共有は準備の段階に置かれています。取引先の応接室で担当者が何を聞き、どの言葉で新商品を切り出したのか、その数十分だけが、どのツールにも残っていません。そして、ルート営業の受注が決まるのは、まさにその数十分です。反復して鍛えにくいのも、この部分なのです。
提案力が伸びにくい3つの理由
ルート営業の練習は、実際の訪問が代わりを務めてきました。担当者は毎週同じ取引先を回り、顔なじみの仕入担当と決まった話をします。新しい聞き方を試して関係を崩すわけにもいかず、練習の場にはなりません。
新商品の投入や価格改定のたびに、案内資料と説明会は用意されます。だからこそ課題になるのが、その内容を実際に口に出す機会です。多くの場合、初めて声に出すのは取引先の前になってしまいます。
訪問の結果は日報に残りますが、書かれるのは受注の有無と次回の予定です。そのためマネージャーは、同行できた数件の印象をもとに助言するほかありません。どの質問が抜けていたのかは、どこにも残らないのです。
本番の訪問の前に、新しい聞き方を試せます
取引先ごとに設定できるAI顧客
担当者は、いつもの仕入担当とは違うタイプの相手と、何度でも会話を重ねられます。UMU AIロープレでは、価格に厳しい担当者、新商品に関心の薄い担当者、決裁権を持つ店長など、取引先ごとに異なるAI顧客を設定できます。関係を気にせず新しい聞き方を試す場を、訪問の前に用意できるのが特徴です。
新商品の話し方は、出発前に確かめられます
24時間いつでも使える練習環境
案内資料が配られたその日のうちに、担当者は説明を声に出して練習できます。UMU AIロープレは時間や回数の制限がなく、移動中や訪問の合間にスマートフォンから始められます。初めて声に出す相手が取引先ではなくなるだけで、切り出し方の精度は変わってくると言えます。
どの質問が抜けたかは、その場で分かります
対話直後に出る段階別のスコア
マネージャーは、同行できなかった担当者の課題もデータで確認できます。UMU AIロープレは練習の直後に、導入、ヒアリング、提案、反論対応といった段階ごとのスコアと改善点を出します。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一までで、目標設定や動機づけは引き続きマネージャーの役割です。
分散した組織で使われています
体外診断分野の大手企業
体外診断分野のグローバル大手企業では、5名の研修担当者が1,500名を受け持ち、能力認定は四半期に1回に限られていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、5つの訪問プロセスに沿って、いつでも認定を受けられる体制を構築しました。
その結果、認定の待ち時間がなくなり、認定通過者の実際の訪問における成約率が22.4%向上しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
500店舗超のアパレル企業
国内外に500店舗超を展開する高級レディースアパレルグループでは、新人スタッフに高単価の顧客と話した経験が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、外資系企業の役員やファッションバイヤーなど、顧客タイプ別のAI顧客と練習できる体制を構築しました。
その結果、地域をまたいで同じ基準で練習でき、大型セールの自社チャネル売上は前年比90%以上増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。