友人への保険営業が、紹介につながらない理由
「学生時代からの友人に保険の話を切り出したものの、『考えておくね』のまま連絡が途切れてしまった……」。保険営業を始めた頃の見込み客リストが友人や知人で埋まっていて、そこを一巡した先が見えないと感じることはありませんか。意向把握(お客さまの希望や事情を確認する工程)の進め方を変えずに声をかけ続けても、紹介が生まれないのには明確な「理由」があります。
紹介は質問の深さで決まります
紹介の連鎖を決める一点
友人への保険提案が一度きりで終わるか、そこから紹介が続くかを分けるのは、意向把握をどこまで進められたかです。家族構成や住宅ローンの残高、親の介護、健康状態への不安。こうした事情を本人の言葉で語ってもらえたとき、初めて保障設計の根拠が生まれます。商品説明の精度も、提案書の見やすさも、この工程で引き出した材料の上に組み立てられています。逆に、事情の確認が浅いまま提案へ進むと、内容そのものは正しくても「自分のために考えてくれた」という実感が残りません。紹介は、この実感からしか生まれません。ところが、この確認が最も難しくなる相手が、気心の知れた身近な人なのです。
気心が知れるほど、質問は減る
友人への声かけがうまくいかない原因を、気まずさや断られる心配に求める方は少なくありません。ただ、気心が知れている相手ほど、確認の質問は減っていきます。学生時代から知っている、家族構成も何となく聞いている。その前提があるぶん、収入の見通しや健康状態といった立ち入った確認を飛ばしてしまいます。その結果、数年前の印象のまま保障を組み立て、いまの事情とずれた提案になってしまいます。関係を崩さずに立ち入った確認を切り出す。この一点だけが、練習する場のないまま残されています。
聞きにくい質問を練習しにくい理由
支社の勉強会で同僚に顧客役を頼んでも、収入や健康状態への質問に、言い淀んだり話題を変えたりする反応までは返ってきません。そのため、聞きにくい確認をどの順番で持ち出すかを試せないまま、次の面談日を迎えてしまいます。
勉強会は月に数回、日中は保険募集人(保険の販売を担う担当者)として外回りが続きます。聞き方を変えて何度も試す反復練習は、相手と日程を押さえる段階で止まってしまうのが現実です。
練習後に返ってくるのは「もう少し丁寧に」といった感想が中心です。どの確認が抜けていたのかを特定できないため、次の面談でも同じ順番で同じ話を繰り返し、面談の質が変わりません。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
踏み込んで聞いてこそ、事情は表に出ます
質問して初めて開く顧客の事情
学生時代の友人が相手でも、収入の見通しや健康状態をどう確認するかは、事前に手元で試せます。UMU AIロープレでは、AI顧客に職業や家族構成、口に出していない不安をあらかじめ設定できます。適切な質問を投げたときだけ、その事情が会話の中に出てくる仕組みです。何を聞けば保障設計の材料がそろうのかを、面談の前につかめます。
相手を探さなくても、練習は始められます
すき間時間で重ねる練習の回数
面談の合間や移動中に、スマートフォンから一人で練習を始められます。相手の予定を押さえる必要も、勉強会の日程を待つ必要もありません。人目がない環境なので、断られる前提の切り出し方も遠慮なく試せます。AIが担うのは反復練習と評価基準をそろえる部分で、目標設定や動機づけは引き続きマネージャーの役割です。
どの確認が抜けたか、その場で分かります
対話直後に分かる改善の順番
営業所のマネージャーに時間を取ってもらわなくても、練習が終わった直後に、導入からヒアリング、提案、反論対応までのプロセス別の評価が出ます。「もう少し丁寧に」で終わらず、どの確認が抜けていたのか、次の面談で何から直すのかまで文章で示されます。同じ相手に何度も挑み直せるため、聞き方を変えた効果も、その場で比べられるようになります。
同じ保険業界の営業組織が活用しています
日本大手の生命保険会社
日本大手の生命保険会社では、研修が商品知識の習得や資格取得に偏り、お客さまとの距離の縮め方を練習する手段が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、顧客開拓からアプローチ、提案までの自社の営業プロセスを、反復練習できる対話シナリオに落とし込みました。
担当者は「スマートフォンで場所を問わず対話型トレーニングができる」と振り返っています(出典:導入企業へのヒアリング)。全国に分散する営業職員が、同じ基準で練習できる状態になりました。
外資系の大手生命保険会社
日本で事業を展開する外資系の大手生命保険会社では、新人営業の育成が各支社主導で進められ、指導の基準が拠点ごとに異なるという課題がありました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、対面のOJT研修を受けたグループと、AIとの対話練習を行ったグループを比較する検証を設計しました。
その結果、3カ月後にはAIとの練習を行ったグループの顧客向け提案数が30%増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。練習の基準がそろったことで、支社ごとのばらつきが提案量の差として現れにくくなったのです。