問合せフォームの営業ツール、返信後の会話は誰が練習しますか
問合せフォームから送った文面に、返信や着信が返ってくることがあります。ただし、そこから先は、送信を担った営業ツールの範囲外。相手の中にあるのは「なぜ連絡してきたのか」という問いで、会話は「どこで当社を知りましたか」から始まりがちです。その最初の数分で何をどう伝えられるかが、その後を分けるのです。
返ってきた反応が、なぜ会話にならないのか
同じ問い合わせ対応ではありません
お客様側から興味を持って連絡してきた場合、相手の中にはすでに聞きたいことがあり、担当者はその質問に答えるところから会話を始められます。一方、こちらから問合せフォーム経由で送った文面への返信は、条件が違います。相手の中にあるのは、質問ではなく「なぜ連絡してきたのか」という問い。そのため会話は、「どこで当社を知りましたか」「なぜ当社なのですか」から始まることが多くなると言えます。もちろん前提として、送信先が定めている利用条件の確認は欠かせません。営業目的での利用をお断りする旨が書かれていればその意思に従い、相手が迷惑だと受け止めた時点で引くことも、同じ前提に含まれます。そのうえで、応じてくれた相手との最初の数分をどう扱うかが、残された論点なのです。
練習の題材に入っていません
多くの練習は、インバウンドの問い合わせ対応を想定して組まれています。相手が興味を持って連絡してきた前提で、質問への答え方を確かめる形です。こちらから接点をつくった場合の最初の数分は、その題材の外側。だからこそ、返信が来たときの受け答えは、担当者一人ひとりの経験に任されたままになります。
ツールが担う範囲と、その先で起きること
問合せフォームを使う営業ツールが担うのは、相手が定めた条件を確認したうえで文面を送るところまでです。送るという役割は果たしていますが、返信や着信が返ってきた後の会話は、その範囲に入っていません。
だから、返信や着信があった時点から先は、担当者ごとの対応になります。何をどの順で聞き、なぜ連絡したのかをどう伝えるか。判断の基準が共有されないまま、それぞれの経験で進めることになります。
その結果、せっかく返ってきた反応が、最初の数分で途切れることがあります。しかも、どのやり取りで止まったのかは記録に残りません。次に何を直せばよいかが分からないまま、同じことが繰り返されるのです。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
最初の問いから練習の題材にできます
AIのお客様役シナリオ設定
UMU AIロープレを活用することで、AIがお客様役を担います。設定できるのは、「どこで当社を知りましたか」「なぜ当社なのですか」といった問いから始まる場面です。返信が来た直後にどう受け答えるかを、本番の前に何度も試せるのです。
相手の受け止め方を変えて試せます
複数のお客様像の設定
同じ場面でも、相手の受け止め方は一つではありません。設定できるのは、迷惑に感じている、事実だけ確認したい、関心があるといった態度の違い。担当者は、どの反応にも落ち着いて応じられるよう順番に試せますし、迷惑だと示されたときに丁寧に引く受け答えも練習に含められます。
どこで途切れたかを後から確認できます
段階別の評価と練習記録
練習が終わると、段階ごとの評価が記録に残ります。会話のどこで止まったのかも、後から確認できるのです。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一までで、目標設定と動機づけは上司や先輩の役割です。記録は順位づけや監視のためのものではありません。
AIとの練習を取り入れた企業の例です
製薬分野の大手企業
日本国内の大手製薬企業では、新任チームリーダー約100名が、研修で学んだコーチングを1on1で使いこなせるまでに時間がかかっていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、「行動コーチング」「スキルコーチング」「動機づけコーチング」の3種類の対話シナリオを、全3セッションに分けて練習しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
第3セッションの時点でコーチングを実践した割合は98.1%、実践者のうちメンバーに変化があったと回答した割合は93.1%でした(出典:導入企業へのヒアリング)。
バイオ分野の大手企業
グローバルに事業を展開する大手バイオテクノロジー企業では、研修後の評価に主観的な要素が多く、行動が変わったかを示しにくい状況でした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、標準化されたAI評価と構造化された練習レポートを、研修と研修後のフォローに組み込みました(出典:導入企業へのヒアリング)。
担当者からは「他人の時間を使わずに済むのが助かる」「自分のタイミングで繰り返し取り組める」という声が寄せられています(出典:導入企業へのヒアリング)。