保険契約の営業で、契約後の会話は練習できていますか
暮らしが変わったという連絡や、契約の内容をもう一度確かめたいという問い合わせは、契約のあとに届きます。ところが練習の題材になるのは、提案の組み立て方や質問への答え方など、契約に至るまでの会話に集中しがちです。契約後フォローの場面では、会話の順番も、担当者に求められることも変わります。その差が、実際に連絡を受けた場面で表れるのです。
会話は契約で終わりません
契約に至るまでの4つの場面
保険契約の営業では、お客様との会話がおおむね4つの場面を通って進みます。接点が生まれるきっかけは知人の紹介やお客様からの連絡であることが多く、そこから家族構成や働き方、これからの見通しといった暮らしの状況を伺う会話に移ります。伺った内容をもとに、考えられる選択肢を条件の違いが分かる形で説明し、その場で出た疑問に答えます。持ち帰って家族と相談したいという申し出に応じるのも、この流れの一部です。4つの場面は前の会話で分かったことを次で使う順番になっており、営業のトレーニングもこの並びに沿って組み立てられてきました。ただ、この並びには続きがあります。
契約後に続く3種類の連絡
契約が決まったあとも、お客様からの連絡は続きます。結婚や転職、家族が増えるといった暮らしの変化を知らせる連絡、契約の内容をもう一度確かめたいという問い合わせ、そして困りごとが起きたときの連絡です。いずれも、こちらから提案を組み立てて話す会話ではありません。相手が話したいことから始まり、担当者に求められるのは、手続きを滞りなく進めることと、相手の状況に沿った受け答えです。ところが、この続きの会話は練習の題材になりにくい事情があります。
練習に入れにくい3つの事情
トレーニングで扱う場面は、提案の組み立て方や質問への答え方に集まりがちです。どちらも契約に至るまでの会話で、成果として数えやすい場面でもあります。そのため契約後の会話は、題材の候補に挙がらないまま残ってしまうのです。
契約後の連絡は、相手が話したいことから始まります。こちらで順番を決められないため、契約前の練習で身につけた組み立てを、そのまま当てはめにくくなります。だからこそ、契約後の会話には別の練習の型が要ると言えます。
暮らしの変化や困りごとの連絡は、いつ届くか分かりません。同僚に相手役を頼む形の練習では、その場面に合わせて時間を押さえることが難しく、練習の機会そのものを作れません。その結果、初めての受け答えが実際の連絡の場になってしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
契約後の場面も、練習の題材にできます
契約後の連絡を再現するAI顧客
契約に至るまでの会話だけでなく、契約後に受ける連絡も練習の題材として扱えます。UMU AIロープレでは、暮らしが変わったという連絡や、内容をもう一度確かめたいという問い合わせを、AI顧客側の状況としてあらかじめ設定できます。担当者は実際に連絡を受ける前に、その場面での受け答えを一度通しておけます。
相手の話に合わせてしか、会話は進みません
相手の反応で変わる会話の流れ
決まった順番どおりに話す練習ではなく、相手が話したいことから始まる会話を練習できます。AI顧客は担当者の受け答えに応じて表情や返し方を変えるため、説明を急げば反応も硬くなります。質問して初めて分かる事情も設定できるので、聞く側に回る組み立てを繰り返し確かめられます。
相手の予定を待たずに練習を始められます
一人で始められる練習の場
連絡がいつ届くか分からない場面でも、練習の回数は担当者の側で決められます。UMU AIロープレは同僚の時間を押さえなくてもスマートフォンから始められ、練習のたびに同じ基準で評価が返ります。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一までで、目の前のお客様にどう応じるかの判断は、担当者が引き続き担います。
顧客と長く関わる現場の事例
生命保険・営業職員1万名超
日本大手の生命保険会社では、対面での練習に緊張や気まずさを感じる担当者が多く、顧客との関係を築く対話を繰り返し練習する機会が不足していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、練習の相手を人からAIへ切り替え、スマートフォンからいつでも始められる体制を構築しました。
その結果、質問を通じた関係づくりから断られたときの受け答えまで、20以上のシナリオが営業担当者と管理職の双方に広がり、練習の機会が相手の予定に左右されなくなりました(出典:導入企業へのヒアリング)。
食品スーパー・3,300名
日本の大手食品スーパーでは、店舗の担当者がお客様からの厳しいご指摘に向き合う場面で、体系的な練習の場がなく、対応の質にばらつきが生じていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、集合研修とAIとの対話練習を組み合わせ、実際に遭遇しやすい場面を安全な環境で繰り返し練習できるようにしました。
その結果、3,300名の全社員が対象となり、対応の難しい場面での受け答えを事前に確かめてから現場に立てるようになりました(出典:導入企業へのヒアリング)。