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濃紺のスーツに白いシャツと黒縁の眼鏡を合わせた営業担当者が、落ち着いた笑顔で製品紹介の実演を進め、聴き手はそれぞれ熱心に聞き入ったり考え込んだりしているシーンです。

そのロープレ研修の方法、難しい場面まで時間が残っていますか

ロープレ研修の方法を組むとき、扱う場面の順番は、自然に入りやすいものからになります。受講者の助走を考えれば、運営として妥当な配慮です。ただ研修は予定より遅れ、人数分の順番待ちで一件あたりの時間も伸びていきます。難しい場面に時間が残るかどうかは、順番を決めた時点でほぼ決まっているのです。

何が難しい場面を後回しにさせるのか

易しい場面から始める理由

ロープレ研修の方法を設計するとき、扱う場面の並べ方は、たいてい入りやすいものからになります。声を出すことに慣れていない受講者に、いきなり最も難しい場面をあてるのは無理があり、助走を用意するという判断そのものは運営として妥当です。ところが、易しい場面は本番でも困らない場面であり、しかも研修は予定どおりには進みません。研修当日、受講者が一人ずつ実演していくと、講評を挟むたびに開始からの時間が押し、一件あたりに想定より長くかかります。人数分の順番待ちが生じるため、遅れたぶんが削られるのは、いつも後半。後半に置いてあるのは、難しい場面です。何度実施しても、詰まる場面だけが練習されないまま残ります。手元に残るのは、実施したという記録と、易しい場面の反復なのです。

時間の総量は増えていません

研修に使える時間そのものが、増えているわけではありません。公式な学習に充てられた時間は、従業員一人あたり年13.7時間まで下がっています(出典:ATD State of the Industry、2024年)。限られた枠のどこに難しい場面を置くかで、実際に練習できる範囲は変わってくると言えます。

順番と時間から方法を見直す

順番の決め方

順番を決める基準を、慣れやすさから、時間が足りなくなったときに何が残るかへ移します。難しい場面を先に置けば、削られるのは易しい場面の側になります。助走が必要な場合は、易しい場面を口頭の説明にとどめ、全員での実演からは外すという選び方もできます。難しい場面に時間を残す手立ては、先に置くことなのです。

一件あたりの時間

一人ずつ実演する形では、人数が増えるほど順番待ちが重なり、一件あたりの時間も伸びます。枠の前半に何を置くかによって、その日に実際に扱える範囲が変わります。時間の総量ではなく、置き場所のほうが先に効いてきます。

確かめ方の手段

比べる軸は、扱える場面の数や進め方の型ではありません。難しい場面から始められる形になっているか、順番待ちが生じないか。この二点なら、自社の運営をそのまま照らして確かめられます。同じ問いは、練習の道具を選ぶときにも使えます。

難しい場面から先に始められます

一対一で一回ずつという人による指導の制約を外し、チーム全員が同時に練習に入れる仕組みを示した画面です。

順番待ちのいらない同時練習

UMU AIロープレを活用することで、相手役をAIが務めるため、受講者は互いの順番を待たずに同じ時間帯で練習に入れます。研修の枠では最も難しい場面から実演を始め、易しい場面は口頭の説明にとどめる進め方も選べます。時間切れで後半が削られても、難しい場面は先に通し終えています。

詰まる場面だけを選んで通せます

価格への異議や競合比較といった実際の反論をAI顧客の会話の流れに組み込み、最も対応が難しい場面を安全な環境で試せる画面です。

場面を選べる練習の設計

価格への異議や競合との比較のように、実際に応答が止まりやすい場面を、練習の中にあらかじめ用意できます。研修の枠に入らなかった場面も、受講者が自分のタイミングで、その場面だけを繰り返せます。飛ばしたまま終わる場面が残りにくくなります。

時間の配りかたを記録で確かめられます

チームの練習カバー率のゲージ、点数の高低の分布、初回から最高点までの推移を一つにまとめ、結果をそのまま書き出せるマネージャー向けの管理画面です。

練習の記録で見る配分

どの場面を誰がどれだけ通したかが記録に残るため、研修担当の側は、難しい場面に時間が届いているかをその場で確認できます。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一という部分です。場面の順番を決めることや、受講者の目標設定は、引き続き人の役割になります。

限られた時間の使い方を変えた事例

製薬・5,500名の営業組織

グレーのスーツに白いシャツを合わせた若手の営業担当者が、自宅の書斎でパソコンに向かい、片手を動かしながら対話の練習に集中しているシーンです。

循環器・がん・免疫の領域を扱う製薬分野のグローバル大手企業では、学習の対象が8,200アカウント、営業担当者は5,500名という規模でした。研修担当者が全員に即時で構造化されたフィードバックを返すことは難しく、人によるOJTや個別指導には高い費用がかかっていました(出典:導入企業へのヒアリング)。

そこでUMU AIロープレを活用し、対面研修の一部を置き換えました。直属のマネージャーは、部下の行動と能力の習得状況をダッシュボードで確かめられます。

その結果、オンラインでトレーニングを行った群の業績が、集合形式で研修を受けた群を上回りました(出典:導入企業へのヒアリング)。一人ずつ順番を確保する形から離れられたことが、この規模での差につながったと言えます。

業種は製薬で異なりますが、対象が増えるほど順番の確保が先に限界を迎えるという条件は重なります。

生命保険・新人育成の比較

ベージュのジャケットに白いトップスを合わせた担当者が、観葉植物のある落ち着いたオフィスの机でタブレットに向かい、両手を動かしながら説明の練習に取り組んでいるシーンです。

生命保険分野の大手外資系企業では、新人育成の進め方が支社ごとに決まっていたため、効果を確かめるには二つのグループを並べて比べる必要がありました。第1グループはオフラインのOJT研修、第2グループはAIとの学習と練習です(出典:導入企業へのヒアリング)。

そこでUMU AIロープレを活用し、第2グループの側では、受講者が自分のタイミングで同じ場面を通せる形にしました。成約に至った受講者の練習の記録は、あとから入社した新入社員の学習内容にも組み込まれています。

その結果、3カ月後には第2グループの顧客向け提案数が30%増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。同じ3カ月をどう使うかの違いが、提案の数として表れたのです。

業種は生命保険で異なりますが、限られた期間の中で何を先に通しておくかという問いは共通します。

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UMUとは
2015年に設立されたグローバルAIソリューションカンパニーです。AIを活用したオンライン学習プラットフォーム「UMU」を核に、学術的な根拠に基づいた実践型AIリテラシー学習プログラム「UMU AILIT(ユーム エーアイリット)」、セールスイネーブルメントソリューション「UMU AIロープレ」などの提供により、AI時代の企業や組織における学習文化の醸成とパフォーマンス向上を支援しています。
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製薬、金融・保険、製造、小売など幅広い業界で活用
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セキュリティ・コンプライアンス
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ISO/IEC 27017:クラウドサービスに関する情報セキュリティ管理策
SOC 3:トラストサービス規準報告書
ISO/IEC 27018:クラウドサービス上における個人情報セキュリティに関する国際規格
ISO/IEC 27701:プライバシー情報マネジメントシステム (PIMS)
GDPR:EU一般データ保護規則
HIPAA:医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律
ISO/IEC 42001:人工知能マネジメントシステム (AIMS)
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