不動産投資の営業で、知識が成約につながらない理由
不動産投資の営業では、表面利回りと実質利回りの違いも、融資条件も、頭に入っている担当者が少なくありません。それでも初回面談で空室リスクの話に触れた途端、お客様の表情が固くなり、そのまま「家族と相談します」で終わってしまいます。分かれ目は知識の量ではなく、お客様が口に出していない不安を、その場で引き出せているかどうかなのです。
成否を分けるのは聞き方です
初回面談は4つの場面で進みます
反響やお問い合わせから初回面談までの流れは、ほとんどの案件でよく似ています。まず物件概要と収支シミュレーションをお見せし、表面利回りと想定家賃、返済額を並べてご説明します。次にうかがうのが、お客様の年収や自己資金、既存の借入状況で、金融機関に持ち込める形かどうかをここで見極めているのです。そのうえで、空室が続いたらどうなるのか、35年後に建物が残るのかといった不安に一つずつお答えし、次回はご家族も交えてという形で次のお約束につなげます。ただし、この4つの場面にかかる負荷は、決して同じではありません。
負荷が集中するのはヒアリング
収支シミュレーションの説明も、税制の要点も、資料と数字がそろっていれば形になります。負荷が集中するのは、お客様の資産状況やご家族の意向、これまでの投資経験を、こちらから質問して引き出す場面だと言えます。退職後の生活が不安だとも、以前の投資で損をしたとも、お客様は自分から口にしません。質問の順番と深さを相手に合わせて変えるこの力だけは、資料を読み込んでも身につかず、社内のロールプレイングでも鍛えにくいまま残ります。
ヒアリングの練習が積めない3つの理由
ヒアリングを見てもらえるのは、上長の手が空いたときだけです。日中はテレアポと現地案内、夕方以降は追客の連絡が続くため、順番が回るのはよくて週に一度というのが実情です。
支店の勉強会でロールプレイングを組むと、相手役は同じ物件を扱う同僚です。提案の落としどころも想定問答も知っているため、退職後の不安や家族の反対といった、お客様が言いにくい事情は出てきません。
練習後に返ってくるのは、「間の取り方を意識して」「もう少し落ち着いて」といった感想が中心です。そのため、どの質問が足りなかったのかが分からないまま、次の初回面談を迎えてしまいます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
上長の予定を待たずに、練習を重ねられます
移動時間に重ねられる練習の回数
順番待ちがなくなるため、練習の回数はご自身の都合だけで決められます。UMU AIロープレはスマートフォンから使えるので、現地案内の移動中や追客の合間にも一本通せるのです。相手役の予定を押さえる必要がなく、同じヒアリングの場面を納得がいくまで何度でもやり直せます。
踏み込んで聞くほど、隠れた事情が見えます
質問で引き出す顧客の隠れた事情
同僚相手では出てこなかった、退職後の生活への不安や、以前の投資で損をした経験も、こちらの質問しだいで引き出せるようになります。UMU AIロープレでは、AI顧客の側にあらかじめ本人が語らない事情を設定しておけるため、適切に質問を重ねたときだけ、その事情を聞き出せます。
足りなかった質問が、その場で分かります
練習直後に返る場面別のスコア
「もう少し落ち着いて」という言葉で終わっていた振り返りが、場面ごとの評価に変わります。UMU AIロープレでは練習の直後に、ヒアリングや反論対応のどこで課題が出たのかと、次に何を変えればよいかを確認できます。なお、AIが担うのは反復練習と評価基準の統一までで、目標設定や動機づけは上長の役割になります。
高単価の商談を扱う現場での事例です
同じ高単価の相談型営業
個人のお客様の資産や家族構成に踏み込んで提案する日本の大手外資系生命保険会社では、新人育成が支社ごとに進み、指導の基準や練習量に差が出ていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、全員が同じシナリオと同じ評価基準で顧客対話を練習できる形に切り替えました。
その結果、AIで練習したグループは3カ月後の顧客への提案数が30%増加し、練習の標準化が提案行動の量にそのまま表れました(出典:導入企業へのヒアリング)。
同じ個人向けの外勤営業
日本の大手生命保険会社では、対人のロールプレイングに気後れする営業職員が多く、支店での練習の頻度が上がりませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこで練習相手を人からAIに切り替え、質問による関係づくりからニーズの把握、断りへの対応まで、20以上のシナリオを用意しました。
その結果、予約も相手のスケジュール調整も不要になり、営業職員が自分のペースでトークを磨き続けられる状態が生まれました(出典:導入企業へのヒアリング)。