保険営業でタメ口が増えた相手に、改まって確認できますか
「担当が長くなるほど、保険営業の面談はタメ口混じりの会話に近づいていく……」と感じたことはありませんか。一方で意向確認や契約内容の見直しの場面では、同じお客様に改まって正確に伝え直すことが求められます。言葉遣いは打ち解ける方向へは自然に進むのに、改まる方向へ戻す一回だけは、日々の面談の中で練習される機会がないままなのです。
言葉遣いは一方向にだけ動きます
言葉遣いが動いていく順番
保険営業でのタメ口は、ある日突然始まるわけではありません。初回の面談で、保険募集人はほぼ例外なく敬語から入り、お客様も情報を受け取る側として距離を保ちます。契約後に継続フォロー(契約後の定期的な訪問)が始まると、話題は保障内容から家計や仕事へ広がり、言葉もくだけていきます。何度目かの訪問では、お客様からタメ口で話しかけられることもあります。そして数年後、契約内容の見直しや保険金の請求、解約の相談が訪れ、再び意向確認と重要事項の説明を正確に行うことになります。言葉遣いがどちらの方向に動いてきたのか、ここで一度確かめておく価値があると言えます。
打ち解ける方向にしか進みません
打ち解ける方向の変化は、日々の面談が自然に運んできます。訪問を重ねるほど、言葉遣いはくだけていきます。ところが改まる方向には、同じ働きかけがありません。意向確認や重要事項の説明のために言葉を組み直す場面は、数年に一度しか回ってきません。しかも相手はすでに親しい間柄です。適切な言葉遣いは相手と場面によって変わるものですから、正解を覚えておくこともできません。実行が難しいのは、打ち解けた相手に改まった確認をする、その一回なのです。
改まった確認が抜け落ちる理由
支社の勉強会や同行前のロープレでは、新規のアプローチや初回面談が題材になりやすいものです。そのため継続フォローや、数年後の見直し面談は題材に上がってきません。
従来のロープレは初対面のお客様を想定して組まれ、数年の付き合いがあってくだけた話し方が定着した相手という前提を置く枠がありません。同僚が相手役を務める場合、その距離感を演じ分けるのは難しいのが現実です。
改まった確認ができたかどうかは、面談を終えた担当者本人には判断しにくいものです。上長の同席がなければ、言葉の選び方は記録に残りません。数年に一度の場面のため、気づきが次の機会に生きるまでの間隔も長くなります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
契約後に訪れる場面から、練習を組めます
契約後の場面を再現するシナリオ
意向確認や契約内容の見直し、保険金の請求時の説明といった場面を、先に練習の対象に置けます。UMU AIロープレでは、業界の商談文脈に沿ったシナリオを設定でき、契約後に訪れる面談も同じ練習の枠に載せられるようになります。ただし、保険募集に関する規則や社内規程の解釈を、このページで示すことはできません。
打ち解けた相手を、練習の相手役にできます
距離感まで設定できる顧客役
数年の付き合いがあり、くだけた話し方で応じてくるお客様を相手に、担当者は改まった確認を切り出す練習ができます。UMU AIロープレでは、AIのお客様役に立場や性格、話し方、これまでの経緯を設定できます。AIが担うのは、その切り出しを繰り返し試せる場をつくる部分にとどまると言えます。
切り替えの位置が、その場で分かります
対話直後の段階別の評価
意向確認の切り出し方や説明の順番については、練習の直後に段階ごとの評価を確認できます。UMU AIロープレを活用すると、どの発言が改まった確認として成立し、どこを言い直すとよいかが、毎回はっきりするのです。ロールプレイを重ねたからといって、本番の面談で同じように言い直せると言い切れるわけではありません。
接客と正確な説明が同居する現場
通信分野の店舗運営企業
通信分野で店舗運営を担う企業では、採用の増加に合わせ、接客とコンプライアンスの育成を同時に進める必要がありました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、和やかな接客の流れの中に、正確に伝える部分を同居させたシナリオで練習しました。
その結果、両方を同じ練習に載せたことで、独り立ちまでの期間は1カ月未満に、コンプライアンス研修のサイクルは2カ月から1カ月に短縮されました(出典:導入企業へのヒアリング)。
食品スーパー分野の大手企業
日本で大手の食品スーパー企業でも、顧客との接点が店舗ごとに分かれ、日々の和やかな会話と、改まって正確に対応する苦情対応が同居していました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、集合研修と組み合わせて、店舗で起こりやすい苦情対応の場面を安全な環境で練習できるようにしました。
その結果、全社員3,300名を対象に、対応の難しい会話を現場に出る前に一度通しておける状態が整いました(出典:導入企業へのヒアリング)。