車の営業でクロージングが決まらない本当の理由
「試乗までは和やかに進んだのに、見積書を出した途端に『家族と相談します』と言われてしまう……」車の営業では、クロージングの一歩手前で商談が止まり、値引き幅を広げるほかに手が思い浮かばなくなることはありませんか。条件を積み増しても決まらない商談には、はっきりとした「理由」があります。
商談の結末は手前で決まります
クロージングまでの4つの段階
車の営業でクロージングと呼ばれる場面は、見積書を差し出した瞬間に始まるわけではありません。実際には、来店から契約までの間に4つの段階を通ります。試乗を終えた顧客が手応えを口にしたところで、用途や乗り換えの時期、家族の使い方を確かめます。次に下取りの査定と支払い方法の希望を聞き取り、残価設定型クレジットを含めた複数の見積もりを組み立てます。そのうえで、価格と納期と装備のどれを優先したいのかを顧客と一緒に整理し、最後に納車時期と登録手続きの話へ進めます。最後のひと押しは、この4つの段階の積み重ねの上に置かれる一手と言えます。ところが現場では、この4つのうち一つの段階だけが、日々の練習からすっぽり抜けています。
抜け落ちるのは意向の確認です
クロージングが決まらないと、多くの営業担当者は最後の話し方を見直そうとします。決め台詞を覚え、押し方を変え、それでも「持ち帰って考えます」という一言で商談が終わります。しかし手前の段階、つまり顧客が何を優先して選ぼうとしているのかを確かめる対話は、日々の練習にほとんど組み込まれていません。ここが埋まらないまま条件の話に入るため、比べられる材料が価格しか残らず、最後は値引き幅の勝負になってしまうのです。実行が難しいのは、この意向を確かめる対話の訓練です。
意向を確かめる練習が積みにくい理由
店舗のロープレでは、先輩や同僚が顧客役を引き受けます。台本を知る相手は、他店の見積もりを持ち出したり、家族の反対で話を止めたりしません。そのため練習は滑らかに進み、来店客の迷いに触れないまま終わってしまうのです。
意向を確かめる対話は、指導役が付いて初めて練習になります。だからこそ店長は、来店対応と商談を抱えながら時間を作ることになり、一人あたりの練習は月に数回で止まります。決算期に入れば、その数回も真っ先に後回しになります。
商談後の振り返りは「もう少し押せた」「雰囲気は悪くなかった」という言葉で終わりがちです。その結果、どの質問が足りなかったのか、どこで顧客の優先順位を取り違えたのかを特定できません。次の来店客にも同じ進め方で臨むことになります。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
迷う顧客とでしか、詰めは練習できません
他店比較を持ち出すAI顧客
UMU AIロープレでは、他店の見積もりを持ち出す顧客、家族の反対を口にする顧客、決めきれずに黙り込む顧客と、順に向き合えます。担当者の説明が曖昧なままだと、AI顧客は納得せずに話を前の段階へ戻します。来店客が実際に見せる反応の幅を、店頭に立つ前に一巡できます。
店長の予定を待たずに、練習を始められます
来店の合間に重ねる練習
順番待ちも予約も要りません。担当者はスマートフォンから、来店の合間や閉店後の30分に練習を始められます。回数に上限がないため、決算期の前に苦手な場面だけを繰り返せます。AIが担うのは反復練習と評価の基準をそろえる部分で、目標設定や動機づけは引き続き店長の役割です。
どこで取り違えたか、その場で分かります
終了直後に出る段階別のスコア
練習を終えた瞬間に、導入から意向の確認、条件の提示、詰めまでの段階ごとにスコアが並びます。どの質問を飛ばしたのか、どこで顧客の優先順位を取り違えたのかが、実際の発言とともに示されます。次に何を直せばよいかを、その日のうちに確かめられます。
高額商材の営業チームが活用しています
同じく高額商材の店舗販売
500店舗超を展開する高級アパレルグループでは、販売スタッフが割引を糸口に購買を促す接客に慣れていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、実際の顧客像に合わせた複数のAI顧客と練習できる場を整えました。
その結果、値引きに頼らない接客が定着し、大型商戦では自社チャネル経由の売上が前年比90%以上伸びました(出典:導入企業へのヒアリング)。
同じく対面で決める営業
日本の大手生命保険会社では、対面での練習に気後れする担当者が多く、練習の回数そのものが伸び悩んでいました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを導入し、ニーズの把握から反論への対応、クロージングまでを対AIの練習に置き換えました。
その結果、予約も相手の調整も不要になり、担当者と管理職が20以上のシナリオで練習を重ねられるようになりました(出典:導入企業へのヒアリング)。