福祉用具の営業トークが、相談の場で通じにくくなる理由
福祉用具の営業トークを一通り身につけていても、相談の場で話が噛み合わないことがあります。同じ席にご利用者ご本人、ご家族、担当のケアマネジャーが並ぶと、気にかけている点がそれぞれ違うからです。用意した説明をそのまま順番どおりに話すと、誰の関心にも重ならないまま時間が過ぎてしまうのです。
相手ごとに説明は変わります
相談の場で話す4つのこと
福祉用具の相談で交わす説明は、困っている動作の確認、住まいの環境の確認、用具の使い方と注意点、そしてケアプラン全体との整合の4つに分かれます。動作の確認では、いつ、どこで、どの動きがつらいのかを一つずつうかがいます。環境の確認で見るのは、廊下の幅や段差の高さ、そして床の材質になります。使い方の説明では置く位置や操作の手順まで具体的に伝え、整合については担当のケアマネジャーと情報を持ち寄って進めます。4つは順番に片づくものではなく、同じ時間の中を行き来しながら進みます。ただし、この4つには、練習の難しさに差があるのです。
難しいのはその場での言い直し
4つのうち、資料を読み込めば形になるのは、使い方と注意点の説明です。残るのが、同じ場に並ぶ相手ごとに言い方を組み替える部分です。ご本人は日々の動作でどこが不便かを感じています。ご家族が気にかけるのは、目の届かない時間です。担当のケアマネジャーは、ケアプラン全体との兼ね合いを見ています。誰に向けた言葉なのかで、同じ内容でも入り方が変わります。そしてこの組み替えは、カタログを覚える練習では身につきにくいと言えます。
相手に合わせる練習が組みにくい理由
社内での練習は一対一で進むことがほとんどで、同僚が演じるのは一人分の関心だけです。実際の相談では説明の途中でご家族から別の質問が入り、その場で順番を組み替えることになってしまいます。
用具の説明の練習では、担当者の時間は機能や仕様を覚えることに向きがちです。同じ手すりでも、廊下の幅や段差の高さによって適否は変わります。だからこそ確かめながら話す会話が要るのに、その型が用意されていないのです。
確かめた結果、今回は合わないとお伝えする場面もあります。その伝え方は練習の題材になりにくいものです。振り返りも「丁寧に話せていた」という一言で終わりやすく、どの言葉が足りなかったのかは担当者の手元に残りません。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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立場の違う相手と、一人で順に練習できます
立場の異なる複数のAI顧客役
一人で練習していても、立場の違う相手と順番に向き合えます。UMU AIロープレでは、気にかけている点や受け答えの癖を変えた顧客役を複数用意でき、説明に応じて表情や反応も変わります。日々の不便を話す相手、留守の時間を心配する相手、計画全体との兼ね合いを尋ねる相手へと、続けて練習できます。
確かめる質問がないと、話は前に進みません
質問して初めて分かる住まいの状況
用具が合うかどうかは、住まいと動作を確かめて初めて見えてきます。UMU AIロープレでは、質問を投げて初めて開示される情報を顧客役の側に設定できます。廊下の幅や段差、普段の起き上がり方を尋ねないままだと、AIの側からは出てきません。確かめる順番そのものが、練習の対象になります。
どの言葉が足りなかったか、すぐ分かります
対話直後に確認できる改善点
今回は合わないとお伝えする場面も、練習の題材にできます。UMU AIロープレでは答えにくい質問を事前に設定でき、対話が終わるとその場で評価を確認できます。どの段階で説明が足りなかったのかが毎回はっきりします。AIが担うのは反復練習と評価基準をそろえる部分で、関係づくりは担当者の仕事のままです。
業種が違っても課題は同じです
子ども靴の小売ブランド
複数の子ども靴ブランドを展開する小売企業では、接客の質が店長の指導力に左右され、店舗間でばらつきが生じていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、迷っている顧客や価格を気にする顧客など、タイプの異なる顧客役との対話を練習に組み込みました。
その結果、導入後初回の大型セールで売上目標の達成率が128%となり、前払い型の会員数は前年比28.1%増加しました(出典:導入企業へのヒアリング)。
大手生命保険会社
日本大手の生命保険会社では、練習相手の都合や人前で話す気兼ねから、対話の練習頻度が上がりにくい状態が続いていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを導入し、質問を通じた関係づくりから相手の状況の把握、断りへの対応までを、スマートフォンから練習できるようにしました。
その結果、心理的なハードルが下がり、営業職員が継続的にトークスキルを磨ける状態へと変わりました。管理職向けを含む20以上のシナリオを展開しています(出典:導入企業へのヒアリング)。