法人への飛び込み営業のコツは、最初に会う人に合っていますか
予約を取らずに法人を訪ねると、最初に応対するのは受付の方か、たまたま入口の近くにいた方です。その方は、商品を検討する立場にはありません。判断しているのは、いま社内の誰かに声をかけるかどうかだけです。ところが訪問する側は、担当者に向けて用意した説明を、そのまま話し始めてしまうのです。
最初に応対するのは、取り次ぐ判断をする人
取り次ぐかを決めるのは何か
予約のない訪問で取り次がれるかどうかは、話し方の丁寧さよりも、応対した方が判断に使える材料を受け取れたかどうかで決まります。その方に任されている判断は、いま社内の誰かに声をかけるかどうか、その一点だけ。商品の良し悪しを検討する立場にはなく、検討する権限もありません。判断に必要なことが短く伝われば取り次がれますし、伝わらなければ、その場では保留になります。取り次げないと言われた場合は、そこで引くのが正しい対応です。ただ、取り次がれなかった訪問の多くは、断られたのではなく、判断の材料が渡っていないだけなのです。
材料が担当者向けのままです
訪問する側は、担当者に向けて用意した説明をそのまま話し始めてしまいます。製品の特長や導入の効果を並べても、応対した方には取り次ぐ判断に使えません。必要なのは、どこの誰が、社内のどの役割の方に、何のために、どれくらいの時間で用があるのか。この4点が短く伝われば、その方は判断できます。うまく話せなかったことが原因だと考えているうちは、練習の中身も担当者向けの説明のままになりやすいと言えます。
短く伝える練習が抜ける理由
練習で顧客役を務めるのは、多くの場合、検討する立場の担当者です。予約のない訪問で最初に会うのは、その手前にいる方です。取り次ぐかを判断する相手を想定した場面は、練習の対象に入ってきませんでした。
製品の特長や導入の効果は、検討する立場の方には意味があります。ところが、取り次ぐかを判断する場面では使いどころがありません。そのため、丁寧に説明するほど、相手にとって判断に使えない情報が増えてしまうのです。
用件を一度で言い切る形は、書き出してみると意外に決まりません。名乗り、相手の役割、目的、必要な時間を並べると長くなり、削ると要点が抜けます。この短さの調整は、本番の入口でしか試せていないのが現実です。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
最初に会う相手を、そのまま設定できます
取り次ぐ側を想定したAI顧客
予約のない訪問で最初に応対する方を、AI顧客として設定できます。UMU AIロープレでは、役割や立場、話を聞ける状況かどうかまで含めて相手像を用意できます。検討する立場の担当者を相手にした練習では確かめられない、入口での伝え方を、実際の訪問の前に試せます。
何が伝わったかで、評価を組み立てられます
4点に配点を寄せた評価基準
評価の項目と配点は、自社の進め方に合わせて設定できます。説明の巧みさに配点を寄せず、どこの誰が、どの役割の方に、何のために、どれくらいの時間で来たのかが伝わったかどうかに重みを置けます。これにより、応対した方が判断に使う点だけを、練習の評価軸に置けるのです。
短く言い切る形を、訪問の前に試せます
時間を区切った練習と即時の講評
練習の制限時間は短く設定でき、終了と同時にプロセスごとの評価と改善点を確認できます。何を先に言い、何を削るか。その調整を、その場で見直せます。AIが担うのは、反復練習と評価基準の統一という部分です。その場でどこまで話すかの判断は、これまでどおり担当者が担います。
短い接点の入り方を練習した組織
製薬・営業チーム1.6倍
自己免疫疾患領域の医薬品企業では、新薬の相次ぐ承認で営業チームが1.6倍に拡大し、医師との限られた時間で要点を伝える練習が追いつきませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、時間に追われる相手を想定した訪問シーンを、安全な環境で繰り返し練習できる体制を構築しました。
その結果、専門トレーニング期間は90日から28日に短縮され、フォローアップ評価でのパフォーマンスは41.8%向上しました(出典:導入企業へのヒアリング)。短い時間で伝え切る練習に絞ったことが、立ち上がりの速さにつながったと言えます。
店舗運営・6,000名規模
全国に店舗を展開する通信サービスの運営企業では、出店の加速で新人スタッフが増え、最初の応対を任せられる状態になるまでに時間がかかっていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、接客の応対と法令の遵守を一つのシナリオにまとめ、短い接点でのやり取りを繰り返し練習できる形にしました。
その結果、新入社員が独り立ちするまでの期間は1カ月未満に短縮されました(出典:導入企業へのヒアリング)。最初の応対を練習の中で通しておいたことが、現場に立つまでの時間を縮めたのです。