営業トレーニング支援が、必要な人に行き届かない理由
営業トレーニング支援では、対象人数が増えても担当者の数は変わりません。その結果、全員へ同じ内容を配信することが優先され、つまずいている人に深く関わる時間は後回しになります。支援が行き届かないのは、育成担当の努力が足りないからではありません。どこまで広げ、どこで深く関わるかを決めていないのです。
なぜ支援は、広く薄くなっていくのか
支援の総量は増えません
営業の人数が増えても、営業トレーニング支援を担う人が同じように増えることはまれです。年間の計画を組み、教材を用意し、実施日を調整し、当日は練習の相手役まで担います。この作業を一年でこなせる回数までしか、支援は広がりません。たとえば、新入社員に初回面談のトークを一人ずつ聞かせて助言するとなると、それだけで一日が終わります。この時間を工面できないため、多くの育成担当は全員へ一斉に配信する方法を選びます。人数が増えても工数が変わらないため、限られた体制でも運用を続けられます。ただし、この選び方には副作用があります。誰がどこでつまずいたかを確かめる工程が抜け落ち、支援の中身が伝えることだけに寄っていきます。伸び悩んでいる営業担当者ほど、個別の助言を受けられないまま次の四半期を迎えます。
広さを取れば、深さが削られます
営業トレーニング支援では、広さと深さが同じ時間を取り合います。どちらを取るかは会議で決まらず、日々の予定の埋まり方で決まっていきます。そして多くの場合、広さが先に確保されます。深さを削った記録はどこにも残らないため、翌年の計画でも同じ配分が繰り返されるのです。
限られた体制で支援を設計し直す視点
計画をつくるのは育成担当ですが、練習の相手役と振り返りは、その場にいる人が担います。ここを人だけで埋めようとすると、担当者の予定が空くまで練習が止まります。相手役を人以外に置き換えられれば、支援に回せる時間が増えます。
支援が届いている人数を、実際に数えてみてください。研修の受講者数ではなく、練習の記録が残っている人数です。この2つの差が、支援の外にいる人の数だと言えます。
相手役と記録を人以外に任せられたとき、育成担当の時間は何に使われるでしょうか。この問いへの答えは、道具を選ぶ前に決めておく前提になります。
相手役を待たずに、練習を始められます
人数制限のない同時練習
UMU AIロープレを導入することで、AIが顧客役を担います。何人が同時に練習しても順番待ちは起きないため、育成担当は相手役から離れられます。空いた時間は、判断の難しいケースへの個別指導に充てられるのです。
全員が同じ基準で、いつでも練習できます
時間と場所を選ばない練習環境
UMU AIロープレを活用することで、営業担当者はスマートフォンから自分の都合で練習を始められます。回数に上限はなく、相手のスケジュール調整も不要です。受講登録で終わっていた人まで、練習の記録が残るようになります。
深く関わる先を、データで選べます
チーム診断ダッシュボード
UMU AIロープレを活用すると、商談プロセス別のスコア分布をチーム単位で確認できます。AIが担うのは反復練習と評価の標準化であり、目標設定や動機づけは引き続き人の役割です。限られた支援の時間をどこに向けるか、根拠を持って決められます。
限られた体制で支援を広げた企業の実例です
通信サービスの販売企業
店舗網を広げる通信サービスの販売企業では、採用の加速に育成が追いつきませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこで接客とコンプライアンスをまとめた一つのシナリオで、AI対話練習を導入しました。
その結果、1カ月以上かかっていた独り立ちまでの期間が1カ月未満に短縮されました(出典:導入企業へのヒアリング)。
体外診断分野の医療機器企業
体外診断分野の医療機器企業では、研修担当2名で営業110名の育成を担っていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでAIを活用した模擬練習を導入し、110名の全員へ展開しました。
その結果、練習への参加率は100%に達しました(出典:導入企業へのヒアリング)。