生命保険営業で売れる人は、初回面談で何を聞いているのか
「商品知識も資格も一通りそろえたのに、初回面談でお客様の本音が出てこないまま終わってしまう……」生命保険営業で売れる人との差を、話し方や人柄の違いだと感じたことはありませんか。実際に分かれ目になっているのは、意向把握の入り口でどこまで踏み込んで聞けているかという点です。そしてここには、練習の仕方で埋められる理由があります。
売れる人が押さえている一点
売れる人を分ける一つの動作
生命保険営業で成果が続く担当者に共通しているのは、商品知識の量ではありません。初回面談の前半で、お客様が自分の言葉で将来の不安を話し始めるところまで進められるかどうか。その一点を軸に、後の流れが決まっていきます。ライフプランの整理も、保障設計の提案も、既契約との比較も、お客様が何を心配しているかを本人の口から聞けていれば、そのまま説明の順番に組み替えられます。ここを飛ばしてしまうと、提案の中身が正しくても「家族と相談してから決めます」という返答で止まりやすくなります。継続フォローに入れるかどうかも、最初の面談での聞き方で決まってしまうのです。ただ、この一点は、話し方がうまいかどうかとは別のところにあります。
聞く力を鍛える場がありません
生命保険の研修は、商品知識の習得と資格の取得を土台に組み立てられてきました。募集人として押さえる重要事項説明やコンプライアンスの範囲も、そこに含まれます。どれも欠かせません。ただ、共通しているのは説明する力を鍛える設計だという点です。お客様に踏み込んで質問し、返ってきた言葉から次の問いを組み立てる往復。この往復だけは、教材を読み込んでも身につきません。そして往復を鍛えるには、必ず相手が要ります。ここに、現場でいちばん手当てされにくい難しさが残っています。
聞く力の練習が続かない理由
支社の勉強会で行うロープレでは、相手役は同僚です。台本を互いに知っているため、答えにくい家計の事情や既契約への不満が、質問する前から表に出てしまいます。実際のお客様は、こちらが聞くまで話しません。
本番に近い状況で質問を組み替えて試す回数が、そもそも確保できません。外勤が中心の働き方では、拠点に戻れる日が限られます。支社の勉強会も月に数回で、自分が演じる番は一度か二度にとどまってしまうのが現実です。
練習後に返ってくる言葉は、「もう少し自然に」「悪くなかった」で終わりがちです。そのため、どの質問が早すぎたのか、どこで話を引き取ってしまったのかが分かりません。次に直す一点が定まらないまま、同じ進め方を繰り返してしまうのです。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
質問を重ねてはじめて、本音が見えてきます
適切な質問で見えてくる家計の事情
聞かれるまで話さないお客様を相手に、質問の順番を試せます。UMU AIロープレでは、AI側に伏せた事情をあらかじめ設定しておく方式です。担当者が踏み込んで聞いたときにだけ、住宅ローンの残りや配偶者の就労予定が話に出てきます。何を先に聞けば相手が動くのか。面談の前に、そこを確かめられます。
移動時間が、そのまま練習の時間になります
移動中でも重ねられる練習の回数
拠点に戻る日を待たずに、練習の回数を増やせます。UMU AIロープレはスマートフォンから使えるため、訪問先へ向かう電車のなかや、面談と面談のあいだの30分でも練習を始められます。相手役の予定を押さえる必要がなく、同じ場面を何度やり直しても気兼ねが要りません。回数が増えれば、質問の引き出しもそれだけ増えていきます。
どの質問が足りなかったかが分かります
面談の流れごとに出る評価と改善案
練習が終わった直後に、次に直す一点を持ち帰れます。UMU AIロープレでは、導入、意向把握、提案、反論対応といった流れごとに評価が出ます。どの段階で情報を取りきれなかったかが、その場で言葉になって返ってきます。AIが担うのは反復練習と評価の部分であり、動機づけや案件ごとの相談は、引き続き上長の役割だと言えます。
同じ生命保険の現場から
大手外資系の生命保険会社
日本国内で事業を展開する大手外資系の生命保険会社では、新人の育成が支社ごとに進められ、意向把握や断りへの応じ方の指導基準が支社によって違っていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、成約につながった担当者の練習記録をそのまま学習コンテンツに組み込み、後から入社した担当者が同じ基準で練習できる流れを整えました。
その結果、ABテストで比べた3カ月後の顧客への提案数は30%増加し、売れる担当者の進め方を後続の担当者がなぞれる形になりました(出典:導入企業へのヒアリング)。
保険代理店を展開する企業
複数の保険会社の商品を扱う代理店では、AIとの練習が実際の面談の質を高めるのかどうか、社内で判断する材料がありませんでした(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを使う実験群と使わない対照群に分け、保険営業担当者の対話練習の動画を、複数の評価者が同じ評価軸で確認する検証を行いました。
その結果、5つの評価軸すべてで実験群が対照群を上回り、練習の量と質を変えることが対話そのものの変化につながると確認されました(出典:導入企業へのヒアリング)。