その訪問介護の営業トーク、持ち帰る前に何を残せていますか
訪問介護の営業トークでは、ケアマネジャーから希望の時間帯や必要な支援の内容をうかがっても、その場で答えを決められない相談が少なくありません。空き状況を確かめ、担当できる方の勤務を調整してみるまで、開始できる時期は返せないからです。そこで会話は「確認して折り返します」で一度途切れます。差がつくのは折り返しの早さそのものより、持ち帰る前に何を残せたかなのです。
相談が動くのは、持ち帰る一言の後です
一件の相談が進む流れ
ケアマネジャーから連絡が入るところから、一件の相談は動き始めます。確かめられるのは、希望の時間帯、必要な支援の内容、開始したい時期といった条件です。ここまでは、その場で受け止められます。ところが、その条件で受けられるかどうかは、空き状況を見て、担当できる方の勤務を組み替えてみるまで判断できません。そのため担当者は「確認して折り返します」と伝えて、いったん持ち帰ります。事業所に戻って調整し、返答をまとめ、改めて連絡します。訪問介護の営業トークは、この一往復を挟んで初めて一件分の会話になるのです。ただ、持ち帰っている間に何が起きているかは、会話の記録には残りません。
差がつくのは途切れる直前です
持ち帰った後の速さで差がつくと考えられがちです。実際には、一度持ち帰ると、次に連絡するまでの間にケアマネジャーは別の事業所にも相談しています。そこで効いてくるのは、どういう条件なら調整の見込みがあるのか、いつまでに返せるのか、代わりに確かめておくことはないか、という持ち帰る直前のやり取りです。その場で答えを出せないからこそ、答えられない時間の扱い方が問われます。そして、この数分は、練習の題材になりにくい部分だと言えます。
持ち帰る前後が、練習の題材から外れます
ケアマネジャーからの相談を練習で扱うとき、題材になるのは答えをその場で返せるものです。必要な支援の内容も始めたい時期も、決まっている前提で会話が組まれます。そのため、聞いた時点では受けられるか分からない条件を含む場面が、設定されません。
返答を預かると伝える言い方は、担当者それぞれの判断に任されています。どこまで見込みを伝えてよいのか、いつまでに返すと約束できるのか、共通の目安がありません。同じ相談でも、担当者によって残る情報が変わってしまうのが現実です。
その結果、持ち帰る直前の数分は、記録にも振り返りにも残りません。戻った後の調整の手際は共有されても、電話を切る前に何を伝え、何を聞き返したかは本人の記憶にしか残らないためです。次に同じ場面が来ても、直しようがありません。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
答えを出せない条件も、場面に組み込めます
その場で答えの出ない条件設定
即答できない相談を、練習の場面として先に用意できます。UMU AIロープレでは、AIのケアマネジャー役に、こちらが確かめないと出てこない事情をあらかじめ設定できます。空きの見通しが立たない時間帯や、開始を急ぐ事情など、その場で答えを返しにくい条件を含んだ相談を、繰り返し練習できるのが特徴です。
伝え方しだいで、相手の反応は変わります
伝えた内容で変わる相手役の反応
同じ相談でも、返し方によって会話の行き先が変わることを体感できます。見込みの伝え方があいまいなままだと、AIのケアマネジャー役は態度を決めかねたまま話を進めます。担当者が確かめるべきことを先に聞き、返せる時期を具体的に示すと、次の段取りの話へ移ります。台本どおりに進まない対話を、繰り返し確かめられます。
電話を切る前の数分にも、評価が残ります
段階ごとに残る対話の記録
練習が終わると、条件の聞き取りから返答を預かるまでの流れが、段階ごとに記録として残ります。どの場面で伝えきれなかったのか、次に何を足せばよいのかを、その場で確認できます。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一という部分であり、事業所ごとの判断やご利用者への配慮は、引き続き人の役割です。
条件を含む場面を練習に入れた企業
製薬・新薬の立ち上げ
自己免疫疾患領域の医薬品企業では、医師との面談が数分に圧縮され、会話が途中で遮られる中で、担当者ごとに応答のばらつきが生じていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、時間に追われる訪問場面での応答を繰り返し練習できる体制を構築しました。
その結果、専門トレーニング期間は90日から28日に短縮され、フォローアップ評価でのパフォーマンスは41.8%向上しました(出典:導入企業へのヒアリング)。短い時間で応答を組み立てる練習が、現場での対応の質に結びついたのです。
全国展開の店舗運営
全国に店舗を展開する通信キャリア系の店舗運営企業では、出店の加速で新人の採用が増え、独り立ちまでの期間の長さが課題になっていました(出典:導入企業へのヒアリング)。
そこでUMU AIロープレを活用し、接客の練習と、その場で守るべき条件の確認を、一つの対話場面にまとめました。
その結果、新入社員が独り立ちするまでの期間は1カ月未満に短縮されました(出典:導入企業へのヒアリング)。説明と条件の確認を同じ場面で練習したことが、現場に立つまでの時間を縮めています。