営業支援のアウトソーシングで、案件はどこで落ちるのか
営業支援のアウトソーシングを取り入れ、外部がアポイントを取り、自社の担当者が商談を引き継ぐ体制で動いている営業チームがあります。外部も自社も、それぞれの持ち場では手順どおりに進めています。それでも案件が落ちるのは、引き継ぎの瞬間なのです。
なぜ相手は同じ説明を二度聞くのか
持ち場では手順どおりなのに
営業支援のアウトソーシングを使う体制では、外部の担当者がアポイントや初期の接触を受け持ち、そこから自社の担当者が引き継いで商談に入ります。外部も自社も、それぞれの持ち場では取り決めた手順どおりに動いています。それなのに案件が前に進まないのは、どこに原因があるのでしょう。外部が聞き取った話と、自社の担当者が最初に口を開くときの前提が、わずかにずれています。そのため相手は、同じ説明を二度受けたり、確認済みの条件をもう一度尋ねられたりします。相手からすれば、外部も自社も同じ一社と言えます。その落差は、こちら側の分担の事情としては理解されません。この落差は、誰の目に触れているでしょうか。営業マネージャーの手元には、外部からの報告と自社の担当者からの報告が別々に届きます。どちらも滞りなく上がるため、つなぎ目そのものが点検から外れてしまうのです。
引き継いだ初回で起きること
たとえば、外部が「増員に合わせて教育を見直したい」という話を聞き取っていたとします。引き継いだ担当者はどこから始めるでしょうか。自社の標準の順番どおり、課題の確認からです。なお、委託契約や情報の取り扱いに関わる判断は本ページでは扱わず、所属先の規程と担当部署の確認によります。
委託の範囲ではなく、つなぎ目を設計する
引き継ぎで渡す情報は、件数や結果だけでは足りません。相手が何に反応したのか、どんな前提で会うことになったのか、次に確認すると伝えたことは何か。ここが抜けると、担当者は前提を組み直すことになります。
相手はすでに一度話しています。同じ入り方をすると、面談は振り出しに戻ってしまうのです。決めておくのは、外部が聞き取った前提を言葉にして、変わっていないかを確かめる一手です。
つなぎ目の状態は、引き継ぎ後の初回でどれだけ前に進んだか、同じ説明が繰り返されていないかで見ます。整えても防げないずれは残ります。決めた型を担当者が使えるようにするには、どんな練習の場が要るのでしょう。
業務シーンを1つ選ぶと、AIが顧客役を務めてあなたと1回の会話を行います。終了後、評価フィードバックを確認できます。
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渡された前提のまま初回を始められます
顧客ペルソナの作り分け
UMU AIロープレを活用することで、AIが顧客役を担います。増員を急ぐ相手、稟議の通し方を気にする相手のように、外部から渡された前提ごとに顧客像を作り分けられます。引き継ぎ直後の入り方を、前提が違うまま何度も試せるのが特徴なのです。
同じ入り方に戻らない練習ができます
本番に近い対話シミュレーション
AIの顧客は、一度説明を受けた相手として振る舞います。同じ話を繰り返せば反応は鈍り、前提を踏まえて切り出せば話が先へ進むのです。引き継ぎ直後の数分の使い方を、担当者が自分で見つけられます。
つなぎ目の状態をデータで確かめられます
マネージャー向けダッシュボード
営業マネージャーは、誰がどの場面をどれだけ練習したか、スコアがどこで止まっているかを一覧で確かめられます。AIが担うのは反復練習と評価基準の統一までです。委託先との擦り合わせや関係づくりは、引き続きマネージャーの仕事と言えます。
外部組織を含む体制でも活用されています
バイオ医薬品/販売代理店中心
業種は異なりますが、ワクチンを主力とするバイオ医薬品企業では、営業体制が販売代理店を中心に各地域へ分散していました。
本部が渡せるのは主に研修資料であり、その内容が現場で一貫して実行される保証はありませんでした。
そこでUMU AIロープレを導入し、研修は受講から対話型の実践練習へと変わったのです。
生命保険/専属営業組織
こちらも業種は異なりますが、日本の大手生命保険会社では、大規模な専属営業組織を抱えていました。
UMU AIロープレを導入し、管理職向けにも専用のトレーニングモジュールを用意しています。
部下との一対一やコーチングの進め方を、マネージャー自身が繰り返し練習できるようになりました。