専門知識の「一子相伝」を脱却。外部AIと動画の活用により教育時間を半減させ、採用コスト0円を実現した手法
仙台市を拠点に、幼稚園や保育園に特化した経営コンサルティングを展開する株式会社いちたす。同社は業績が拡大する一方で、専門性の高いナレッジが特定の個人に依存する「属人化」という大きな課題を抱えていました。UMUの導入により、教育の仕組み化と外部AIの活用を推進したことで、役員の教育負担を劇的に軽減することに成功しました。未経験者の即戦力化を可能にし、採用戦略や事業計画を大幅に上方修正させた変革の軌跡を詳述します。
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会社概要
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社名:株式会社いちたす
本社所在地:宮城県仙台市
設立:2018年10月23日
事業内容:幼稚園・保育園・認定こども園に特化した経営コンサルティング、各種事務代行、研修事業
ホームページ:https://ichitasu.co.jp/
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導入前の課題:専門知識の属人化と、増大する役員の教育負担
―導入前に抱えていた組織の課題についてお聞かせください。
大窪 浩太さん:私たちの提供するサービスは、インターネット上にも正解が存在しない非常にニッチな専門領域を扱っています。そのため、専門知識の継承は先輩が後輩に直接教える「一子相伝」の状態が長く続いていました。
当時の私の労働時間は1日13.8時間に達しており、そのうち実に10時間が部下への対応に費やされていました。本来取り組むべき経営戦略の策定が深夜に回るなど、組織の成長が滞る要因となっていました。
大窪 由衣さん:現場でも、決まったマニュアルがないために新入社員は都度、先輩職員に聞きに行く必要がありました。その結果、「同じ質問を何度も繰り返す」「教える人によって内容が異なる」といった非効率が常態化していたのです。
また、執務室が非常に静かであったため、質問すること自体に心理的ハードルを感じる職員も少なくありませんでした。当時のやる気スコアは離職アラートとされる44点まで低下しており、組織として危機的な状況にありました。
導入の決め手:教育を「一子相伝」から「仕組み」へと変えるインフラとしての期待
―さまざまなツールがある中で、なぜUMUを選択されたのでしょうか。
大窪 浩太さん:教育を個人のスキルに頼るのではなく、組織の資産として仕組み化できるインフラが必要だと考えました。UMUは動画を基軸としたナレッジの可視化に優れており、私たちの課題を解決する最適解だと判断しました。
大窪 由衣さん:動画を活用することで、一度撮影した内容は何度も繰り返し視聴できるようになります。これにより、教える側の二度手間を省き、学ぶ側も自分のペースで納得いくまで学習を深められる環境が構築できると考えたためです。
また、対面での指導を「贅沢な時間」と定義し直し、基礎的な知識の習得はUMU上で行うというルールを確立しました。これにより、対面時にはより高度なディスカッションに集中できるブレンディッドラーニングが実現できると期待しました。
活用事例:外部AIと動画の活用により教育を体系化し、相互理解を深める
―具体的な活用方法と、運用の工夫について教えてください。
大窪 浩太さん:まず、取締役が自ら率先して動画を撮影し、投稿する姿を見せることで、全職員へ活用を浸透させていきました。事務所内には「フォンブース」を2台設置し、周囲を気にせず撮影や視聴ができる環境も整えています。
大窪 由衣さん:現場では、外部の生成AIとUMUを組み合わせた運用も積極的に行っています。AIを使用して動画の構成案作成や資料作成を行うことで、コンテンツ制作にかかる工数を大幅に短縮することに成功しました。
また、全職員が自己紹介動画を投稿し、パーソナルな情報を共有するようにしました。これにより、他部署の職員の意外な経歴や趣味を知ることができ、心理的安全性が飛躍的に向上したと感じています。
動画を通じて相手の「人となり」を事前に知っているため、安心して声を掛け合える関係性が醸成されました。全社会議やチームミーティングも活性化し、組織全体のチームワークが生まれました。
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導入成果:生産性が2倍に向上し、採用コストは200万円から0円へ
―UMU導入によって、どのような定量的・定性的な変化がありましたか。
大窪 浩太さん:UMUの導入により、役員が部下対応に費やす時間は10時間から5時間へと半減しました。創出した時間を商談や新規サービスの開発に充てた結果、役員一人当たりの担当売上は2倍へと飛躍的に向上しました。
これらの成果を受け、売上成長率の目標を前年対比30%から55%へと大幅に上方修正しました。UMUは、私たちの急成長を支える組織の屋台骨として、欠かせない存在となっています。
大窪 由衣さん:最も大きな変化は、採用戦略の転換です。教育体制が整ったことで、業界経験がない未経験者であっても即戦力化できる自信が生まれました。その結果、従来のような経験者採用に頼る必要がなくなったのです。
実際に、年間200万円かかっていた人材紹介手数料は0円になり、コストをかけずに理念に共感した人材を確保できるようになりました。現在では「UMUを見れば半年でここまで成長できる」という逆算が可能です。
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